魔法少女まどか☆マギカ 第12話『わたしの、最高の友達』までのダイジェスト

魔法少女はソウルジェムに魂を移し、残った体は抜け殻となるという自分たちが知らされていなかった事実を知り
自分たちが知らぬ間に人間ではなくなっていた事実に驚愕したまどか達。

まどかマギカ800

これからずっと魔法少女という魔女狩りの道具として存在し続けていかなければいけない事に絶望するさやかは、まどかの同情する言葉にも耳をかさずに一人で無茶な戦いを続ける。

まどかマギカ801


魔法少女として見返りを求めずに戦う事を信念としているさやかはグリーフシードを手に入れる事ができず、ほむらからのグリーフシードの譲渡も拒否する。

まどかマギカ802

まどかは友達のさやかが苦しむ姿を見て自分が魔法少女となる事でさやかの魂を体に戻そうと考える。
しかし、契約を結ぼうとした次の瞬間ほむらによりキュウべえが殺害され阻止される。

まどかマギカ803

「あたしって、ほんとバカ」

誰かを助けながら、報われない自分に苛立ち世界を恨み続けていたさやか。
ついにそのソウルジェムの穢れは限界に達し、心配をして駆けつけた杏子の前で魔女と化してしまう。

まどかマギカ900

「彼女のソウルジェムはグリーフシードに変化した後魔女を産んで消滅した」
「嘘、だよね」

友達の死と、魔法少女はやがて魔女となる運命にある事実を告げるほむらに膝をつき泣き崩れるまどか。

まどかマギカ901


「まどか、君はエントロピーって言葉知ってるかい?」


知ってるよ、終ノ空で『音無 彩名』が言ってたよ。

キュウべえに対してほむらの言っていた言葉の真偽を確かめるまどか。
友達が魔女となるという死以上の辛い現実に苦しむまどかに対して、キュウべえは熱エネルギーを節約し宇宙の延命を図るために人間の感情をエネルギーを回収していると淡々と説明する。

分かりやすく言うと、『究極のエコ=魔法少女の燃料利用』というとんでも理論を実践しているのだった。

「あなたの言う事ついて行けない、全然納得できない。」

確かに数字の上では増加を続ける人類にとっては多少の人間の犠牲はとるに足らない物だが、まどかにとってそれは到底受け入れられるものではなかった。

まどかマギカ902


「命を危険に晒すってのはな、そうするしか他に仕方ないって奴がする事さ」


さやかを元に戻そうとする杏子は、まどかと共に魔女となったさやかのもとに向かう。
何もしない自分が嫌だから、魔法少女になろうと未だに迷うまどかに対し杏子はそれに苦言を呈する。

幸せに生きているのなら、そのままで居るべきだという杏子なりの優しさのように思える言葉でした。

まどかマギカ903

「頼むよ神様、こんな人生だったんだ」
「せめて一度くらい、幸せな夢を見させてよ」


まどかの叫びも、杏子の説得も届かないさやか。
一度魔女になってしまったらもう人間には戻れないというどうしようもない現実を前に、自分の命を捧げさやかと共に逝く杏子。

まどかマギカ904

「一人ぼっちは・・・寂しいもんな」

一人で居る寂しさを知っているから、さやかを一人にはしたくないという杏子。
本来ならようやく分かり合え喜ばしい事だったが、二人はそのまま光に包まれて消えてしまう。

まどかマギカ1000

まどかマギカ1001

まどかマギカ1002

「ほむらちゃん、過去に戻れるんだよね」
「こんな終わり方にならないように歴史を変えられるって言ってたよね」

「うん」
「キュウべえに騙される前の馬鹿な私を助けてあげてくれないかな」
「約束するわ」
「絶対にあなたを救ってみせる」
「何度繰り返すことになっても、必ずアナタを守ってみせる」


時間を止めるだけでなく、遡り同じ時間をやり直す事が出来るほむら。
彼女は魔法少女であったまどかに憧れ、その彼女を救うため魔法少女となる。

まどかマギカ1003

「私なんかでも本当に何かできるの?」
「こんな結末を変えられるの?」


そして何度も時間逆行を繰り返し真実を知り、努力をするが、それでもまどかの死は不可避だった。
それでもほむらは諦める事は出来なかった、大切な友達との約束を守るために

まどかマギカ1100

「お手柄だよほむら、君がまどかを最強の魔女に育ててくれたんだ」

初めは普通の魔法少女としての存在だったはずのまどか。
それが、ほむらが何度も時間逆行を繰り返すたびに強力な魔法少女となっていった。

何度も時間逆行をした事で、ほむらの望みとは逆にまどかの運命は強くなり逃れられないものになっていた。

まどかマギカ1101

「彼女たちを裏切ったのは僕達ではなく、むしろ自分自身の祈りだよ」

ずっと過去から人類に干渉をし続けてきたインキュベーター。
彼らの接触がなければ、人類に『願い』がなければ、人類の進歩はなかったかも知れない。

もし願いを投資に例えるなら、現実には存在しない『自分の夢物語』への投資です。

それが成功すれば夢を叶えられる。
逆に、失敗すれば全てを失うかもしれない。

リスクはあるが、許容範囲を見極めれば十分にチャレンジする価値はあります。
逆に、自分では実現出来ない事は絶対に出来ないという道理がつきまとう。

魔法少女の願いは、その普通では実現が不可能な願いを叶えてしまう事。
道理をねじ曲げてしまうという事

その行為は摂理に反し、その歪みはどこかで世界を狂わせる。
叶えた願いの分だけ、その代償が必要になる。

人間の感情や価値観が理解出来ないキュウべえにとって、これまでの少女たちの犠牲は願いの対価、人類の進歩の転機にしか過ぎなかった。

まどかマギカ1102

見滝原町でただ一人の魔法少女となってしまったほむら。

ワルプルギスの夜を止めるためにほむらを手伝おうとするまどか。
しかし、それをほむらが良しとする筈がなく当然その申し出を断る。

まどかマギカ1103

どうしても変えられないまどかの運命と、それでも守りたいと強く願いそれに苛まれる自分の悲しみを吐露するほむら。

まどかマギカ1104

遂に現れたワルプルギスの夜。

ほむらにとっては何度目かの事であり、まどかを巻き込まないで済むように考えうる限りの準備が既にされていた。

しかし、それでも尚倒すことが出来ないワルプルギスの夜。

まどかマギカ1105

「ほむらちゃんが一人でも勝てるって言うのは本当?」
「それを否定したとして、君は僕の言葉を信じるかい?」

一人で戦い続けてきたほむらの身を案じるまどかは避難施設の外を眺めながら迷っていた。

まどかマギカ1106

「みんな大事で絶対に守らなきゃいけないから、その為にも私今すぐ行かなきゃいけない所があるの」

このままほむらの言うように魔法少女にならず、何もせずに生き続けるという事も一つの選択肢である。
しかし、それを選んだとしてこのまま生き続けてしまう事もまた苦しみであった。

『自分にも何かが出来るのか?』
ずっと繰り返されてきた問いですが、まどかはそれをずっと問い続けてきた。

時には無力な自分を卑下したり、時にはこのまま何も為さず生きていく事への憂鬱。
そうした事からの脱却する為の『手段』として、成り行きにまかせて魔法少女になるという決断をしようとしてきたまどか。

しかし、ここに来て本当に必要な事である『自分が何をしたいのか?』という自分の願いを導きだす。

まどかマギカ1200

「ほむらちゃん、ゴメンね」
「私、魔法少女になる」

「まどか・・・そんな」
「私、やっと分かったの」
「叶えたい願い事見つけたの」

傷つき、倒れ、死の淵に追いやられるほむらを前にして『こんな結末を変える』事を決意するまどか。

まどかマギカ1201

「信じて、絶対に・・・今日までのほむらちゃんを無駄にしないから」
「まどか」

まどかが魔法少女になるという決意に気落ちし泣き崩れるほむらを優しく抱き、これまでのほむらの日々に感謝をする。

まどかマギカ1202

「さぁ、鹿目まどかその魂を代価にして君は何を願う?」
「私・・・」
「(すぅー、はぁーっ)」
「全ての魔女を生まれる前に消し去りたい」
「すべての宇宙、過去と未来のすべての魔女をこの手で」


すべての魔女の消滅。
それがまどかが自分から望む『願い』だった。

「はっ、君は本当に神になるつもりかい?」
「神様でも何でもいい」
「今日まで魔女と戦ってきた皆を、希望を信じた魔法少女を私は泣かせたくない」
「最後まで笑顔でいて欲しい」
「それを邪魔するルールなんて壊してみせる、変えてみせる」
「これが私の願い、私の祈り・・・」
「さぁ、叶えてよ・・・インキュベーター」


途方も無いまどかの願い。
それは時間も次元も超越した存在、『神』に等しい存在とならなければ不可能な物だった。
そうなってしまえばまどかは個人として戦い続けるどころではなく、魔女を滅ぼし続ける『概念』として未来永劫存在し続けなければいけなくなる。

まどかマギカ1203

「戦う理由、見つけたんだろ」
「逃げないって、自分で決めたんだろ」
「なら仕方ないじゃん、後はとことん突っ走るしかねぇーんだから」


魔女との戦いで命を落としたマミと杏子。
二度と会えないはずの二人だったがまどかが世界を超越して存在となる束の間に会話を交わす。

まどかマギカ1204

「あなたは希望を叶えるんじゃない」
「あなた自身が希望になるのよ」


希望を持つことで、同じだけの絶望がもたらされる。
確かに宇宙のルールである摂理をねじ曲げる事は無理な事を言っていると分かる。

しかし、その代価は魂だけで十分のはずだ。
さらに絶望まで必要だなんてそんな事はおかしい。
そんなルールはずっと否定し続ける。

自分の願いを見つけたまどかに、二人はまどかの背を押し、送り出す。

まどかマギカ1205
まどかマギカ1206
まどかマギカ1207
まどかマギカ1208

「貴方達の祈りを、絶望で終わらせたりしない」

まどかマギカ1209

「貴方達は、誰も呪わない」
「祟らない」


まどかマギカ1210

「因果は全て私が受け止める」

まどかマギカ1211

「だからお願い、最後まで自分を信じて」

まどかマギカ1212

「そんな姿になる前に、アナタは・・・私が受け止めてあげるから」

ワルプルギスの夜も魔女となる前にまどかが因果を受け止め、『魔女として世界に存在しない事になり』消滅してしまう。

まどかマギカ1213

「あれは彼女の願いがもたらしたソウルジェムだ」
「そんな」
「その壮大過ぎる願いを叶えた代価に、まどかが背負うことになる呪いの量が分かるかい?」
「一つの宇宙を作り出すに等しい希望がとげられた、それは即ち一つの宇宙を終わらせるほどの絶望をもたらす事を意味する」
「当然だよね」


全ての魔法少女の呪いを未来永劫引き受ける事、それはつまりまどかがその呪いを一心に背負わなくてはいけなくなるという事。
その宇宙規模の呪いを表現するためソウルジェムが白色彗星のように地球に迫る。

まどかマギカ1214

「ううん、大丈夫」
「私の願いは全ての魔女を消し去ること」
「本当にそれが叶ったんだとしたら、私だってもう絶望する必要なんてない」


全ての『魔法少女が魔女となるルール』を破壊した今、まどかがその絶望を背負い魔女となる因果も無くなる。
そう言って巨大な絶望を消滅させるまどか。

まどかマギカ1215

「いくつもの時間で、ほむらちゃんが私の為に頑張ってくれた事」
「何もかも」
「何度も泣いて、傷だらけになりながら・・・それでも私のために・・・」


すべての時間、すべての宇宙に存在するようになった事でほむらのこれまでの努力を知ったまどかはほむらのその時間に、日々に感謝する。

「あなたは私の・・・最高の友達だったんだね」

ほむらの『これまで』が全てが報われた瞬間。
そして未来永劫の別れ。

「魔法少女は魔女にならない」という『概念』となった以上、世界の外の存在となったまどかは『神』と同じく誰からも・・・ほむらですら認識出来ない存在となってしまう。

まどかマギカ1216

「さやかちゃんが祈った事も、その為に頑張ってきた事も」
「とっても大切で」
「絶対、無意味じゃなかったと思う」
「だから・・・」

「うん、これでいいよ」

まみや杏子と違い魔力を使いきってしまったさやか。
その魔女となるであろう瞬間、まどかはさやかと会話していた。

さやかを魔女としない為には全てを根本から変えなければならなかった事、そしてそれではさやかの願っていた未来は実現しない事(さやかを救えない事)を謝罪するまどか。

それでも、さやかの行為は誰かを守り幸せに出来た・・・無駄ではなかった。

まどかマギカ1217

「じゃあ、行こっか」
「うん」

まどかに誘われさやかは姿を消してしまう。

まどかマギカ1218

「まどか」
「暁美さん、まどかって・・・」
「誰だよ?」

まどかの事を誰も覚えていない。
そんな中、ほむらだけは彼女の事を忘れてはいなかった。

まどかマギカ1219

「はぁーん、なるほどね」
「確かに君の話は仮説としては成り立つね」

「仮説じゃなくて本当の事よ」

『語りえぬことについては、沈黙しなければならない』

宇宙のルールが変わってしまった事など、宇宙の中にいる存在には証明しようがない。
ほむらの指が6本なのか5本なのか、それすらあやふやになってしまったるんだから。>えー

だが、ほむらは確かに覚えている。
鹿目まどかが自分の全てをかなぐり捨ててもこの世界を救おうとしたことを。

誰もが忘れても、彼女だけはまどかの事をずっと・・・。

まどかマギカ1220

「悲しみと憎しみばかり繰り返す、救いようのない世界だけれど・・・」
「だとしても、ここはかつてあの娘が守ろうとした場所なんだ」
「それを、覚えてる。決して忘れたりしない」
「だから私は、戦い続ける」


まどかマギカ1221

『俺の墓標に名はいらぬ。 死すならば戦いの荒野で! 』>えー

魔法少女の戦いは続き、最後には必ず死の運命を背負う。
そこに完全な救いはなく残酷ではあるが、だからこそ願いに価値があり希望が尊い。

最後の最後まで格好良く締めくくってくれました。


昨今の原作あり作品のアニメ化とは一線を画し、先が読めず続きが気になるオリジナル作品。>さらに残酷な描写
しかも、視聴者も納得する最終回。

最終回に来て主人公がようやく変身。
俄然やる気になったおかげで、秘められていた力を全力全開し主人公っぽく超絶パワーで敵を圧倒という少年漫画的王道の熱血展開。

そして、宇宙規模での人智を超えた問題解決。
どこのGAINAXだ。>えー

死んでしまったマミや杏子の復活。
まどかが全てを背負い消滅し、世界はそれを知らないまま生きていく。
死んださやかは人の為に見返りを求めず戦い、その自己犠牲を否定しない為にさやかの死はそのままにする。

このキャラクターの死亡については当初の予想を全部やってくれるとは、かなり予想の斜め上を行く展開でした。

総括して考えると、昨今のアニメとは比べるべくもない良作であったと言えるでしょう。
こりゃあスピンオフ(魔法少女じゃないまどかなど)やアンソロジー(If展開)も製作されて来ること間違いなしでしょう。

【良作度】★★★★★

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魔法少女まどか☆マギカ 第7話までのダイジェスト

まどかマギカ400
前回、魔女との戦いで「たかがメインカメラを破壊されただけだ」状態となり敗北したマミ。

マミの死を経てなおいつもの日常を送っているまどか達。
誰もがマミの死を知らずいつもの通りである事に日常が遠いものとおして感じられ、尚の事彼女の死を惜しみ悲しむまどか達。

そしてマミの死をまえに自分達の覚悟のなさを痛感した二人を前に、契約を無理強いは出来ないと言いキュウべえは二人の元を去る。
まどかマギカ401
キュウべえと別れ日常生活に戻ったまどかはふいにマミの家を訪れるが、誰も居るはずはなく。
誰も居なくなった部屋にただマミの痕跡が残るだけだった。
まどかマギカ402
一方でさやかは幼馴染『上條恭介』の病室へ見舞いに来ていた。

恭介が好きな音楽の話題を振るさやかに、恭介は憤りをあらわにする。
ヴァイオリンを弾く事が出来なくなった恭介には、さやかの話題は苦痛以外の何者でもなかったのだ。

果たして自暴自棄になった恭介はCDプレーヤーに腕をぶつける自傷行為を行う。
「奇跡も、魔法もあるんだよ」
心神耗弱状態の恭介を前にして悲しむさやかはふいにそんな事を口走ってしまう。

そして、そんなさやかの前に居なくなったはずのキュウべえがあらわれる。
まどかマギカ403
帰り道、雑踏の中に友人の仁美を見かけたまどか。

ひとみの首筋には魔女の口づけがあった。
彼女をを心配し、後をついて行くまどか。
その先にはひとみと同じようにマークがある人間が工場に集まっていた。

彼らは密室の中、バケツで洗剤を混ぜ集団自殺を図ろうとしていた。
それを止めるべくまどかがバケツを外に捨てると、彼らはまどかに襲い掛かって来た。
まどかマギカ404
逃げたまどかが逃げた先の部屋。
そこは魔女の結界の中だった。

「罰なのかな、これって」
「きっと私が弱虫で、嘘つきだったから」
「バチがあたったんだ」


マミを助けず、何もしなかった自分を悔いるまどか。
魔女によって殺される事に甘んじようとしたその時・・・。

現れた魔法少女が魔女を倒し、まどかを救う。

まどかマギカ405
まどかを救った魔法少女。
それは他ならぬさやかだった。
まどかマギカ500
一度はその覚悟の曖昧さから魔法少女になる事をためらったさやか。
しかし、恭介の自傷行為を目にした事でさやかは恭介の腕を直すため、自らが魔法少女となる道を選んだのだった。
まどかマギカ501
「さやかちゃんはさ、恐くはないの?」
「うん?」
「そりゃあ、ちょっとは恐いけど。」
「まあ昨日のヤツにはあっさり勝てたし。」
「もしかしたらまどかと仁美、友達二人もなくしてたかもしれないって。」
「そっちの方がよっぽど恐いよね。」
「だーかーらー、なんつーかな、自信?安心感?」
「ちょっと自分をほめちゃいたい気分つーかね。」
「まあ、舞い上がっちゃってますねアタシ。」
「これからも見滝原市の平和は、この魔法少女さやかちゃんが、ガンガン守りまくっちゃいますからねー。」

「後悔とか全然ないの?」
「そうねえ、後悔って言えば迷ってた事が後悔かな。」
「どうせだったら、もうちょっと早く心を決めるべきだったなって。」
「あのときの魔女、あたしと二人がかりで戦ってたらマミさんも死なないで済んだかもしれない。」

魔法少女になっても後悔はないと、饒舌に語るさやか。

それを見て自分もマミを助けられたのにそうしなかった事、そして仁美の際も同様に何もできなかった事。
さやかと比べ、自分の無力さと決断能力の無さを後悔するまどか。
まどかマギカ502
さやかの願いによって腕が動くようになった恭介。
それを自分の事の様に喜ぶさやかだったが、恭介は未だ実感が出来ないのかそれ程喜びはしていなかった。

そして、さやかが魔法少女になってしまった事を憂うほむら。
「あの契約はたった一つの希望と引き換えに、全てをあきらめるって事だから」
彼女の言葉通り、恭介の腕が治った代償にこれから命をかけて戦い続けなければならないさやか。
ほむらさんは束の間の喜びの後には、永劫に続く苦痛が待っている事を知っているから忠告をしていたのでしょうがそれを聞き入れずに一時の感情で運命を決めてしまったさやか。
まどかマギカ503
魔法少女になった以上、当然魔女を狩らなければならないさやか。
街を探索し、魔女の居場所を突き止める。
まどかマギカ504
魔女に止めをさそうとするさやかの前に他の街からやって来た魔法少女『佐倉 杏子』が立ち塞がり、もう少し人間を犠牲にしてグリーフシードを出すようになるまで待つように提案をする。
しかし、私欲ではなく他人への無償奉仕のため魔法少女となったさやかはそんな提案を受け入れるはずも無く即座に断る。

もともとマミの後釜となり街の魔女を狩りに来た杏子はさやかと一線を交え、力で従わせようと強引な手段に出る。
まどかマギカ505
「あの戦いに割り込むには同じ魔法少女じゃなきゃ駄目だ」
「でも君にならその資格がある」
「本当にそれを望むならね」

争う二人を止めたいと思うまどかだったが、その為には魔法少女としての力が必要だった。
ここまで何も決めず、何もしなかったまどか。
「私・・・」
ついに自分の意思で魔法少女になろうと決めかけたその時・・・。
まどかマギカ600
ほむらさんが現れ、戦いを止める。

ここに来てもやはり変身しないまどかさん
まどかマギカ601
「だからもし、どうしても杏子に対抗する戦力が欲しいならいっそまどかに頼んでみるのも手だよ。」
自室で杏子に負けた事を悔しく思うさやかに、キュウべえは勝つ方法の一つとしてまどかを魔法少女にする事を提案してくる。
いまだにまどかに固執するキュウベえ、どうしても魔法少女にしたいようで外堀から勧誘攻撃をしかけてきました。

「さらにやるようになったな、キュウベえ」

まどかマギカ602
その一方で杏子に一週間後に来るであろう『ワルプルギスの夜』に向けて共闘を求めるほむらさん。>ワルプルギスの夜って聞くとバイブルブラ○クを一番に思い出してしまう。
まどかマギカ603
昨日、魔女を逃がした場所を探しに来たさやかとそれに同行するまどか。

このまま魔女狩を続ければ当然昨日のように杏子と鉢合わせ、戦う事になる。
それを心配するまどか。

しかし、さやかは利己的で身勝手な理由で自分の邪魔をするならば相手が同じ魔法少女でも容赦はしないという自分の正義を振りかざす。
まどかマギカ604
「魔法ってのはね、徹頭徹尾自分だけの望みをかなえる為の物なんだよ」
「他人の為に使った所でロクな事にゃーならないのさ。」

他人の為に魔法を使った末路を知っているかのような口ぶりで、穿ってはいるがある意味で的を獲た事を言う杏子。
彼女はさやかを挑発するように恭介を再び動けなくなるように傷付ける提案をする。
まどかマギカ605
自分の為に他人を傷つける事をなんとも思わない杏子に激昂するさやかは、昨日の続きをするかのように再び杏子と戦いを始めようとする。

そこに駆けつけたまどかは、魔法少女同士の戦いを止められない事から変身してしまう前のさやかのソウルジェムを投げ捨ててしまう。
まどかマギカ606
ただソウルジェムを投げ捨てただけのはずのまどかだったが、その途端にさやかは倒れ込み死んでしまった。
なぜそんな事になってしまったのか、その事実にベテランであるはずの杏子ですら驚愕する。
まどかマギカ607
「さやかはさっき、君が投げて捨てちゃったじゃないか」
その事態を前に冷静に、淡々とその理由を語りだすキュウべえ。

キュウべえの役割は魔法少女として契約した者の肉体から魂を抜き出し、ソウルジェムに変えてしまう事だった。

魂はソウルジェムとして存在し、肉体は魂の抜け殻としてただ戦う為の道具として利用される。
その事実を知らされず魔法少女となった杏子達。
自分達が既に人間でなくなっていた事実に愕然とし悲嘆するまどか。
まどかマギカ700
「戦いの運命を受け入れてまで、君には叶えたい望みがあったんだろ」
「それは間違いなく実現したじゃないか」

「お前の望みを言え。どんな望みも叶えてやる。」>えー
キュウべえは確かにキチンとした説明をしなかったかもしれないが、さやかは自分の願いを叶える為には命がけで戦う事も辞さなかった。
そして事実、彼女は自ら進んで魔法少女となり、その願いは叶えられた。その対価を知らなかった事を除いては。
まどかマギカ701
全ての事実を知っていて、魔法少女となる事を止めようとしていたほむらさん。
そしてさやかの事は忘れて普通の生活に戻るように薦めて来る。

冷淡に言い切ってしまうほむらにまどかはそこまで割り切れないさやかへの想いがあり、話を受け入れる事は出来なかった。
まどかマギカ702
「アタシの祈りが家族を壊しちまったんだ」
「他人の都合を知りもせず、勝手な願い事をしたせいで結局誰もが不幸になった」

自分が魔法少女になった理由がさやかと同じく他人の願いを叶えるためであり、その願いのせいで悲惨な末路を辿る事になった事を告白する杏子。

他人のために善かれと思ってした事が、かえって他人の意に反する事だった。
価値観の齟齬、文化の違い、歴史の違い。
個人が個々で自分だけの個性を持つというならば、自分の考えた善意が報われない事も当然ある。
逆に怨まれる事だって往々にしてある

自分がしでかしてしまった事を肝にめいじ、自分の為にだけ生きる決心をして今に至った杏子。
似た境遇にあるさやかにそれを伝え、そして自分の為に生きる事を薦める杏子。

もしかすると杏子がさやかに感じていたイラつきは近親憎悪だったのかもしれません。
まどかマギカ703
「でもね、私は他人の為に祈った事を公開してない」
「その気持ちを嘘にしないために、後悔だけはしないって決めたの」
「これからも」

しかし、杏子の言うように自分の好きなように生きる道ではなく、あくまで誰かの為に生きようとするさやか。
互いの溝は埋まらず、似た境遇にあって違う道を歩き続ける二人。
まどかマギカ704
「ずっと前から私、上條恭介君の事お慕い申しておりましたの」
友人の仁美から突然切り出された話に動揺し、明日の放課後に告白するとタイムリミットを宣言し去っていく仁美に何も言えなかったさやか。
まどかマギカ705
「アタシね、今日後悔しそうになっちゃった」
「あの時、仁美を助けなければって」
「ほんの一瞬だけ思っちゃった」
「正義の味方失格だよ」

夜、魔女狩りに向かおうとするさやかを一人にしたくないというまどかの優しさに涙し、溜め込んでいた負の感情を吐露するさやか。

他人の願いを叶えて後悔はないと思っていたかったのに、友達を助けて嬉しかったはずなのに。
やはり後悔をしてしまう、恨めしく思ってしまう。

そんな自分の弱さを蔑み、涙するさやか。

やはりまだまだ若く学生のさやかに「何も見返りを求めるな」と達観した精神を求めるのは酷な事ですね。

あの世界の名作劇場『私のあ○ながおじさん』ですら慈善行為をしていたはずなのに、ついうっかり一回りも年下の13歳と結婚する事故を起こしてしまったんです。
27歳の立派な実業家ですら若い肉体という見返りを求めてしまうんです。>えー
誰かを恨めしいと思ってもしょうがない。

こうしてみると『とある魔術』の上条さんがどれ程達観しているかが際立ちますね
これが上条さんなら赤の他人の為にでも命がけで戦い、見返りを求めず、自分が不幸になったとしても誰かを怨む事はないでしょう
さすが、上条さん『最も神に近い男』と言っても過言ではない境地に達しておられます。

徐々に真実が明かされ、物語の歯車は回りつつも狂った方向へと進んでいきますね。
きっとさやかや杏子たちはストーリーが進むと死んでしまう事になるのかもしれませんが、あまりにも酷なストーリーの為感情移入してしまい、最後には全員復活して大団円をと願ってしまいます。
どうなるのかとても期待しています。
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魔法少女まどか☆マギカ 視聴開始しました

まどかマギカ100
「私なんかでも、本当に何かできるの?」
「こんな結末を変えられるの?」

「もちろんさ、だから僕と契約して」
「魔法少女になってよ」

導入からいきなり謎の少女が戦い、それにあわせて謎の存在『キュウベえ』と主人公『鹿目 まどか』の難しい問答で始まった『魔法少女まどかマギカ』。
自分には何かが成せるのか?、おおよそ誰もが持っている普遍的テーマと容赦なく傷付く謎の少女。
事前の「血だまりスケッチ」の評判どおり、シリアス&ダーク路線が象徴された2分間でした。
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まどかマギカ101
冒頭とは逆に、日常シーンはそれなりに明るいタッチで。
しかしながら淡く、どことなく希薄ささえ感じさせる。
まどかマギカ102
そして、まどかの日常に転校生として現れた『暁美 ほむら』。
まどかは、そのほむらに追われているキュウベえを助ける。

これまでの日常が非日常の存在と出会い徐々に狂いだしていく、この辺は普通の魔法少女と共通のエッセンス。
まどかマギカ103
でも、敵がグロくて奇妙
やっぱり大人向けだけあります。
子供が見たらトラウマになりますって
まどかマギカ104
追い詰められ窮地に立つまどか達を救った『巴 マミ』。
普通はここで、主人公が変身して敵を倒すと思っていたら予想の斜め上を行きました。
まどかマギカ200
助けられたまどか達は命の恩人であるマミから魔法少女と魔女について事情を説明される。
わけも分からず突如として巻き込まれた世界で、まどか達にとってマミの存在は唯一の手掛かりであり道標となっていく。
まどかマギカ201
誰かを救うため、一人孤独な戦いを続けるマミ。
その姿を見て、マミに憧れ魔法少女になる気持ちを強めていく二人。
まどかマギカ300
自分の大切な人間を救うため・・・。
まどかマギカ301
あるいは不特定多数の誰かの為に・・・。

まどかとさやか、二人はそれぞれ自分なりの答え『自分の望み』を探していく。
「マミさんはもう一人ぼっちなんかじゃないです」
飄々としながらも、その実は孤独感に苛まれ続けてきたマミ。
一緒に魔法少女になると決めたまどかにマミは喜色満面、孤独感から救われた喜びに包まれる。
しかし、その矢先・・・。
まどかマギカ302
一瞬の油断から、敵に頭部を食べられ、絶命するマミ。
自分達よりも先に魔法少女となり、戦い続けていたマミの存在はまどか達にとっても魔法少女の道標だったはず。
その存在が目の前で無残な殺され方をし、奇しくも魔法少女の残酷な行く末を示し逝ってしまった。
この事はまどか達にとって、忘れられない最後の教えとなったでしょう。
まどかマギカ303
そして、敵対関係に近いはずのほのかに助けられるまどか達。
まどかマギカ304
最初のシーンでも、魔法少女になろうと思う理由も誰かを救いたい。
何かが出来るかもしれない、という思いだった。
だが実際は何も出来ないでいる事実。
自分の非力さを嘆くまどか。

これから先、本当に魔法少女となれるのか?

基本設定は通常のバトル系魔法少女ものですが、それ以外は良くも悪くもこれまでの枠に捕らわれない作品ですね。
3話まで視聴して主人公が一度たりとも変身しないという前代未聞の展開。
そして主人公の良き先輩であり導き手であった宮ちゃんマミを容赦なく退場させるという、先が読めず残酷なストーリー展開。>ドラゴンボールならスーパーサイヤ人になるレベル、少なくとも普通の魔法少女であれば仲間がピンチになった際に変身して助けに入って大団円。

蒼樹うめさんは『諸葛瑾』、虚淵玄さんは『吸血殲鬼ヴェドゴニア』から知っていますので期待していましたが、さすが前評判が高かっただけあり期待以上でした。

近年では最後には死んだはずの人間が生き返るような救済が多くなっていますが、この作品ではそういう安直な方向に落ち着きそうもないですね。>同じ様に敗北が死に直結していた舞HIMEなど
どちらかといえば、アスラクラインのように大切な人の死を乗り越えて強く生きていくという結末に着地しそうに思えます。
ただ、これまでの展開からはもっと違った主人公と関係者の死それでいて世界中のその他大勢の人間は救われる
そんな救いのない、残酷でありながらそれでいて納得できるような結末になってくれるのではないかと良くも悪くも期待を持ってしまいます。

【良作度予想】★★★★☆

テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

プロフィール

萌える株主

Author:萌える株主
アニメ好きが高じて『萌え株』などへ投資し、最近では『株主優待』をメインとした銘柄の保有を増やしている。

簿記能力検定2級ファイナンシャルプランナー2級を保有。



このブログは株主優待アニメ作品に興味・関心を持ってもらう事を目的としています。

内容としては主にアニメの感想株主優待、ときどき催眠・洗脳作品についてつぶやいています。
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