GOSICK -ゴシック- 第14話 『意地悪フリルは屁こきいもりを糾弾する』 感想

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「久城くん、また図書館かな」
「はぁ、どんな子なんだろう・・・ヴィクトリカさんて」


教室で空席となっている久城の席を眺めながら、授業をサボっている久城は今頃また図書館でヴィクトリカとイチャついてるんだろうな、と呟くアブリル。
真面目に授業に出ているアブリルがとても不憫で、涙を流さずにいられません。

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「久城、助けろ」

前回、走るヴィクトリカの手を捕まえた例の黒い影の正体セシル。
新学期の開始という丁度いい区切りにヴィクトリカを発見したセシルは、ヴィクトリカを教室へ連れてゆき挨拶をさせるという。
そんな事は嫌だと必死に抵抗するヴィクトリカだったが、抵抗むなしく教室に連行されてゆく。

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「という訳で、みなさんお待ちかねのクラスのお友達」
「ヴィクトリカさんでぇーす」


セシルによりそのまま教室へと連れて行かれたヴィクトリカ。
抵抗をする事は諦めたが、クラスの面前で自己紹介という羞恥プレイをする筈もなく押し黙るだけだった。

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「あの子がヴィクトリカさん」
「肌は白くてスベスベで、頬は夢のようなバラ色」
「金色の鮮やかな長い髪」
「手も足も小ちゃくてまるで神様の為に作られたお人形みたい」


アブリルとヴィクトリカの初邂逅。

「ヘヴィ級ボクサーの瞬発性!」
「スプリンターの機動性!」
「アマチュアレスラーの柔軟性!」
「そしてマラソンランナーの持久性!」


アブリルは教壇に立つ芸術品のような美貌と神秘性を持った美少女に目を奪われ、その完璧な容姿をこれ以上ないだろうという言葉で賛美する。

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「ヴィクトリカさんは久城くんの隣に座るといいわ」
アブリルはヴィクトリカが登場したことにより、久城の席の隣という好ポジションから後ろにずれて座ることになってしまう。
ヴィクトリカが登場して早々に久城争奪戦にて、文字通り一歩後退してしまったわけです。

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「どうしたんだろう?緊張してるのかな?」
「ねぇ、大丈夫?」
「具合悪いの?ねぇ」
「何よ、返事ぐらいしてもいいじゃない」
「それとも灰色狼は人間の言葉が分からないの?」


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「おーい灰色狼」
「妖怪人間、妖怪、妖ぉ~怪~ぃ」


ヴィクトリカの後ろの席になったアブリルは小刻みに震えるヴィクトリカを最初は心配するも、返事も返さないヴィクトリカ。

懸命な視聴者なら極度の人見知りであるという事を知っていますが、アブリルにとっては人を無視する態度の悪い人間に見えたのでしょう

そのヴィクトリカの態度に対してムッとなりつい言葉でなじり髪の毛を引っ張るという行為をしてしまうアブリル。

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「無礼者」
「私に気安く触るなー」


アブリルの陰湿些細な悪戯があっさりと逆鱗に触れてしまったヴィクトリカ。
非力な体のどこにそんな力を隠していたのか、椅子どころか机を持ち上げアブリルを威嚇するヴィクトリカ。

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「キミタチ」
「ボーリョクはいけないなァ」


あわや机がアブリル目がけて振り下ろされそうになった時、二人の間に割って入る久城。
そのおかげでヴィクトリカは机を振り下ろす事を押しとどめたが、ついにはその重さに耐えかねて机をアブリルの上に落としてしまう

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「よかったー、何ともなくて」
「う、うん」

運良く落とされた机はアブリルに別状はなく、念の為に保健室のベッドで休んでいた。

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「ほら、謝って」
「私は謝らない」
「あ、あのね久城くん」
「アブリルに怪我をさせる所だったんだよ、さぁ」
「違うの、あのね私が・・・」
「この女は屁こきイモリなのだ、イモリなんかと話さない」
「ヴィクトリカ、こら謝るんだ」

事情を知らない久城はヴィクトリカが一方的に非があると決めつけ、アブリルに謝罪するように迫る。
それをみて自分が原因だと言い出そうとするが、久城とヴィクトリカのあまりにも密着したイチャつきっぷりに言葉を挟めないアブリル。

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「時計塔で殺人?」
「昨日もおかしな事が起こった、やっぱりリヴァイアサンの亡霊かも」

「屁こきイモリの言い出しそうな事だな」

授業が中止となった昨日の時計塔での事件を聞き、いつものように怪談話と直結させ嬉々とするアブリル。
そのアブリルの話を聞くのもうんざりだと言わんばかりにアブリルの話に冷静かつ蛋白に切って捨てるヴィクトリカ。
未だにアブリルに苛立つヴィクトリカだが、アブリルを貶しつつもセシルの知っている事件についての話はいつものように冷静に聞いていく。

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「いつごろ事件は起き始めたのかね?」

「今世紀に入ってからかしら」

被害者が出るようになったのはリヴァイアサンが消息を絶った20世紀はじめ頃。
そこからリヴァイアサンが何らかの仕掛けを施したのであろう事が推察できます。

「被害者に何か共通点は?」
「んー、皆よそ者ってことかしら」

被害者は学園に不慣れな人間。
面白半分に忍びこんだ人間が何人も被害者となった為、セシルはあれ程時計塔への立ち入りを禁じたのだった。

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「どこへ行くの?」
「決まっている、時計塔だ」
「リヴァイアサンの謎は時計塔でのみ白日の元に晒す事が出来る」
「私の知恵の泉はそれを知っているのだよ」


「待って、僕も行くよ」

「あっ、久城くん私も」

セシルの話を聞き、時計塔の事件が何故起きるのかという理由に行き着いたらしいヴィクトリカ。

だからこそ、百聞は一見にしかず。
そこに残されているであろうリヴァイアサンの亡霊の正体を完膚なきまでに解き明かす為には、現場を確認しなければいけなかった。

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「これはこれは」
「お前が図書館から出てくるとは、一体どういう事かな?」

ヴィクトリカ、久城、そしてアブリルが時計塔へと向かう途中、いまさらながらグレヴィールが学園へとやって来る。
前回は何故か図書館へと姿を見せずにブライアンを取り調べて頑張って自力で事件を解決しようとしているようでしたが、やはり無理でした

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「かつてここは、教育機関を隠れ蓑にした王室の秘密の武器庫だったのだよ」
「公には出来ない研究や人物、この国の闇の歴史を隠し続けてきた場所だ」
「それらが蘇るような事があってはならないのだよ」


今回はいつものように、事件が出来ないようドラえも~んヴィクトリカと泣きつきに来たわけではなく、事件捜査の打ち切りを伝えに来たグレヴィール。

どおりですぐにヴィクトリカに頼らなかったわけだ、初めから事件を解決するつもりがなかったのだから

リヴァイアさんの事件も含め、過去にあった後ろめたい事実など臭いものには蓋をしたままでおきたい国家。
その為には捜査をせずに放っておく事が最善の手だとして、捜査を打ち切るというグレヴィール。

「久城くん、我が妹がこの件に手をだそうとしているのなら君に止めて欲しい」
「どんな危険が潜んでいるか分からん」

「危険?危険って一体」

そして同時にグレヴィールは、このまま事件を調べ続ける事でヴィクトリカが危険に晒されるのでヴィクトリカについても事件から手を引くように忠告をする。
それは国家やその機関によるものなのか?
それともヴィクトリカ自身の存在によるものなのか?

ここに来て何故ヴィクトリカがドロワ家ではなく学園に幽閉されているのか?という疑問に答えが垣間見える。
この学園が危険な人間を匿い、幽閉し、隠す場所であり、それ故に国家がこの学園を守り誰にも手を出せない。

そこはヴィクトリカを幽閉しておくにはこれ以上ない場所なのかもしれません。

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「ねぇねぇ、久城くん」
「村まで行って事件の事調べてみない?」

「うん、いいけど」
「ヴィクトリカさんも行こうよ」
「私は行かない」
「えっ?」
「久城と一緒にどこにでも行きたまえ、この屁こきイモリ」

時計塔へ行こうとするヴィクトリカに対し、村へ行こうと誘うアブリル。

教室での久城争奪戦に続き、女の戦い第二回戦。
重要な二択です、ここは慎重に・・・

それなのに、あっさりと二つ返事で承諾してしまった久城。
しかもアブリルは敗者のヴィクトリカに一緒に行かなイカ?と慰めにも似た甘い誘いの言葉をかける。

懸命な視聴者なら当然の事ながらヴィクトリカが学園の外には出られないと知っていますが、アブリルは知りません。
アブリルにとっては善意のつもりだったのかもしれませんが、ヴィクトリカにはさらに追い打ちをかけられたような物でした。

そこでさらに意固地になったヴィクトリカ。
自分の当初の目的である時計塔へ行くことを曲げるはずもなく、アブリルからの誘いを無碍に断る。

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「ヴィクトリカ、僕は君のことをもっと優しい子だと思ってたよ」
「僕の一番大切な友達だって」

「僕の一番大切な・・・」
「だから、ねぇヴィクトリカ・・・」
「ふんっ」
「わかったよ、僕はもう君なんか知らないからね」

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「えっ、えーと、やっぱり一緒に行かない?」
「じゃ、じゃあ競争」
「どっちが先に錬金術師の謎を解くか、ねっ」
「じゃあ、後でね」


頑なにアブリルとの仲直りを嫌がるヴィクトリカに、これまた誤解をしたまま憤る久城。
どちらも意固地なためアブリルの話に耳を貸さず、喧嘩別れをしてしまう二人。

自分に落ち度があるのに久城を独占してしまう罪悪感からか、村に行く際に推理勝負だと申し入れるアブリル。

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「久城の・・・奴め、怒り過ぎだ」
「ひどい奴だ、グスッ」


久城がアブリルとの浮気に行ってしまった後、一人取り残されたヴィクトリカは泣き崩れてしまう。
周囲に人が居るうちは感情を表に出さなかったが、久城の一方的な誹謗に内心は傷ついていた様子。

それでも、涙を拭いて立ち上がり一人で時計塔へと向かうヴィクトリカ。

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「僕の一番大切な・・・か」
「ちょっと言い過ぎたかな」

久城のボールヴィクトリカは友達』発言に気を落とし、横目で久城の姿を追うアブリルは久城の真意を測りかねているようだった。

ヴィクトリカが久城にとって一番大切な親しい存在であるという意味なのか?
それとも、恋愛感情としてではなくただの友人関係という線引きの意味ととっても良いのか?

村の墓地で石碑を調べていたアブリルが、多くの名前が刻まれた墓を発見する。
それは500年前に殺され、合同で埋葬されたプロテスタントの墓だった。
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「この辺の古い建物には、プロテスタント達を匿う隠し部屋がまだ残ってるもんだよ」
「で、何を探してるんだい?」


時計塔で死んだ犠牲者たちの墓を探しに来ていた久城たちだったが、あいにくこの墓地には村の人間しか埋葬されないとの事だった。
そして、古い建物には隠し部屋があるとの情報がもたらされる。

きっとリヴァイアサンが金を隠し持っていたのはそこなのでしょうね。

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「驚くなよ、わしゃあこの墓地で・・・見えない幽霊を見たのだー」
「きゃああー」
「で、見えない物を見たってどういう事」


だが、結局リヴァイアサンに直接結びつくような情報はここには残っておらず、その代わりと言ってはなんだが老人から墓地にまつわる怪談を聞き出すアブリル。

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「確かに足音は聞こえた」
「だが、どこにも姿は見えなかった」
「ただ、地面には・・・」


姿は見えなかったが、走る音と足跡から子供の幽霊が目の前を通り過ぎたという老人。

これは簡単なトリックですね。

答えは環境利用闘法だ。>えー

「偽装だッッ」
「砂埃を体にまぶして偽装しているッ?」


犯人がガイアのように周囲にとけ込むように偽装していたとするなら、見えないという話もあながちありえない訳ではない。
あとはなぜ、子供がそんな事をしたのか?ですね。

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「あら、久城くん何してるの?」

アブリルが老人に話を聞いているのを半ば呆れながら待っていた久城。
その後ろから、前回も子供が歌っていた例の歌を口ずさみながら寮母のゾフィーがやって来た。

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「久城くんは、デート?」
「違います」
「それより、今の歌」


ゾフィーの歌に興味を持つ久城。
誰もが口ずさむ程有名な歌なのか?
何かリヴァイアサンと関係があるのか?
童謡殺人事件でもないと歌が殺人事件と直結する事はないので、ここはリヴァイアサンの幼少期や出生に関係してくるといったところでしょうか。

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「何者だ?」
「捜し物をしている旅人だ」

一方、時計塔を調査するヴィクトリカは突然現れた赤毛の男、ブライアン・ロスコーと遭遇していた。

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「その赤毛、君はこの部屋で死んだという東洋人の連れだな」
「ああ、奇術師ウォン・カーイ聞いたことはないか?」
「いや」

ウォンは久城とアブリルと同じ映画を見てリヴァイアサンに興味を持って時計塔にやって来たが、そこで毒に倒れてしまったということらしい。

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「君もまた奇術師なのか」
「ほう、なぜわかる?」
「私が怪物だからだよ」
「では、俺が何者かということも」
「分かっている」
「君の目的も」
「君の、そばに居る人の名も」


『美しい怪物』の事を知り、それを捜しに学園にやって来た男。

他にも何らかの事前情報があったのかも知れませんが、自分の事を探しに来たのだと察したヴィクトリカはブライアンに対して警戒を強める。

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「お前はただの道具に過ぎない」
「愛も知らずに育った道具に、一体何がわかるというのだ」

「分からない事などない」

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「オメエ達、何してる」

正体がバレて以降、急に態度を高圧的な物に変えるブライアン。

ヴィクトリカと彼女を見下すブライアンとの静かな言葉の押収の中、突然ドアを開けて大工が現れた。
彼は時計塔の取り壊しの為、調査に訪れていたのだった。

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「調べてほしい事がある」

ブライアンが立ち去った後、大工に対して調査依頼を持ちかけるヴィクトリカ。
おそらくヴィクトリカ自身も隠し部屋の存在に気付き、それを調査してもらうのでしょう。

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「結構いろいろ聞けたね」
「うん」

学園へと帰って来た二人は、自分たちが得た有益な情報に手応えを感じていた。

「あっ、久城くん」

アブリルと話し込んでいた久城だったが、ヴィクトリカの姿を見るやいなやアブリルを放り出し一目散に駆け寄っていく。

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「ヴィクトリカ、ヴィクトリカ」
「あれ?おーい、ヴィクトリカー」
「聞こえてるんだろ、おみやげもあるよ」

「また、面妖な帽子でも持ってきたのだろう」
「木苺のサンドイッチだよ」

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「なぬ?」


「媚びろ!もっと媚びろ!」
「涼風ぐらい、できるだろ!」


先程までのツンケンしていた態度とは打って変わって、ラブリーな表情を見せるヴィクトリカ
さすがヒロインと言うべきか、さすがプレイボーイ久城と言うべきか。

何にしろ、勝手知ったるヴィクトリカの生態。
手土産を持参した久城は難なくヴィクトリカを懐柔する事に成功する。

「久城くん、意外と足・・・速い」

久城に遅れてやって来たアブリル。
彼女が見たものは自分を置き去りにして駆け出した久城が、早速仲直りをしたヴィクトリカとイチャつく姿だった。

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「でね、古い建物にはプロテスタント用の隠し部屋があるんだってさ」
「それから、アフリカ人の歌って知ってる?」
「この村では子供でも知ってるそうだよ」
「昔、このへんに居たアフリカ人の事を歌った歌なんだって」
「どこから来たのか、どうして居たのか分からないらしいけれど全員流行病で一片に死んじゃったって」


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「リ、トゥラ、ルーラル、ルー」
「歩いて、歩いて、やって来たー」
「可愛い姉妹に、父や母ー」
「リ、トゥラ、ルーラル、ルー」
「金と黒い肌ー」
「リ、トゥラ、ルーラル、ルー」
「漕ーいで、漕ーげ。漕ーいで漕ーげ」


アブリルと一緒に村で得た情報をスラスラと話す久城。
ヴィクトリカさんの日頃の調教の賜物ですよ。

で、その情報によると
・昔この近辺にアフリカ人が住んでいたが全員が死んでしまった。
・そのアフリカ人はどうやら金を持っていたらしい。

という事だった。

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「歌詞に金ってあるだろ、何か気にならない?」
「久城くん」
「あ、アブリル」
「競争って言ったのに、どうして私たちがしらべたこと教えちゃうの?」

今のところ一勝一敗の『女の戦い』。
これが第三回戦だったらしく、久城の事も含めてヴィクトリカに勝ちを譲りたくないという思いがあるアブリルは久城の軽率な行為を批判する。

確かに、ヴィクトリカが労をせずに有益な情報を得てしまうとアンフェアですがはっきり言って久城とアブリルが情報を大切に持っていても持ち腐れとなるのは確かな事です。

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「屁こきイモリのご帰還か?」
「何よ、このフリル野郎」

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「フッ・・・フリル野郎だと、なんだそれは」
「わかんない、とにかく悪口っ」
「まいったかっ」


ただでさえ自分を差し置いて久城とイチャつくヴィクトリカがさらに茶々をいれて来たので、遂に怒りを顕にするアブリル。
よく分からない罵倒でヴィクトリカを侮辱する。

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「もういいわ、お互いの推理を発表しよう」

アブリルはもちろん、怪談学説に基づくオカルト理論での呪殺という見解だった

「君たちは馬鹿だなぁ」
「何ですってぇ」
「特に君、亡霊などいやしない」
「しっかりしたまえ」


アブリルの信じている学説を貶すどころか、アブリルの心配(主に頭の)までしてくれるヴィクトリカ
久城の言うとおり、とても優しい良い子です。

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「じゃあ、久城くんの言うとおりまだ生きてるって言うの?」
「リヴァイアサンはとっくに死んでいる」
「ただ、自分の死を隠しているのだ」
「彼は不死身でも何でもない」
「彼の錬金術もまやかしだ」

「そんなことない」
「リヴァイアサンは錬金術なんだからっ、スゴイんだからっ」


言い合いをするのも面倒だと言わんばかりに、ヴィクトリカはリヴァイアサンがやってみせたバラの色を青くするというトリックを実演して見せる。

「リヴァイアサンは本当にもう死んでいるの?」
「私は彼のトリックをすでにほぼ見抜いている」
「だが、まだ完全ではない」
「再構成するのに必要な最後の一欠片が揃うのを待っているのだよ」

「最後の一欠片?」

おそらく、隠し部屋の場所。
そして、そこに隠されているであろう金とリヴァイアサンの遺体

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「ちょっと用事を思い出したから」
「まて、久城」

時計塔に向かうブライアンを見つけた久城はヴィクトリカ達を置き去りにし、その後を追う。

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「ヴィクトリカさん」
「ごめんね、妖怪なんて言って」

「うーん」

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「ヴィクトリカさんってスゴイね」
「私、もしかして・・・」
「その、馬鹿なのかな?なんて」
「どう思う?」

「確かに、馬鹿だな」
「だが、お前は自由だ」


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「アタシって、こうじゃない」
「久城くん、アナタみたいな娘といつも一緒に居たらアタシの事がおバカな子に見えるんじゃないかしら」
「あのね、要するに・・何が言いたいかっていうと」
「久城くんをとらないで欲しいの」


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「って、うわぁあー」
「やっぱり今のなし、アタシ何も言ってないから」
「よかったぁー、はぁ」


共に久城に捨てられた置いて行かれた女同士、歩み寄ろうとするアブリルと一人で何を話せば良いのか戸惑うヴィクトリカ。
ヴィクトリカに比べて見劣りすると自分を卑下するアブリルに対して、自由が羨ましいと呟くヴィクトリカ。

『隣の芝生は青い』という事でしょうか、互いに相手が羨ましく思うという構図を見事に描写。

そして、アブリルの大胆発言により三角関係勃発か、と思われたがヴィクトリカの姿はすでになくアブリル一人が取り残されていた。

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「俺に何か用か?少年」

時計塔の部屋でブライアンと相対する久城。
ヴィクトリカを求める彼に対して何の関係もない久城が何を言おうとするのか?
と言う事で次回に続く。

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Author:萌える株主
アニメ好きが高じて『萌え株』などへ投資し、最近では『株主優待』をメインとした銘柄の保有を増やしている。

簿記能力検定2級ファイナンシャルプランナー2級を保有。



このブログは株主優待アニメ作品に興味・関心を持ってもらう事を目的としています。

内容としては主にアニメの感想株主優待、ときどき催眠・洗脳作品についてつぶやいています。
一部年齢制限のある内容が含まれていますので御注意を。

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