2011春アニメ 『電波女と青春男』 一言感想

電波女と0100

親の仕事の都合で、叔母の下で暮らすことになった『丹羽真』。

電波女と0101

「あっ、名刺とか渡しちゃおっかな」
「藤和女々です」


駅まで迎えに来た年齢の割に若作りな叔母『藤和女々』。

電波女と0102

電波女と0102-2

「ジョジョって呼んでくれても良くってよ」

初対面の女々は人当たりも良く面倒見のよさそうな性格だったが、掴み所がない型破りな言動の女性で真を戸惑わせる。

キャラクター設定が似ているせいか、若干『新世紀エヴァンゲリオン』のシンジとミサトさんのやりとりっぽさを意識してしまった。

電波女と0103

「これから毎日俺を見送り、出迎えてくれる玄関に・・・」
「なんか、ちくわみたいなのが居た」


これからしばらく過ごす事になる女々の家。
その玄関でちくわのような何かに出会う真。

「ちくわ」という表現は実に学生的で健全、これが擦れた社会人だと「オ○ホ」と表現する。

ちくわの正体は女々の娘『藤和エリオ』
何故エリオはそんな事をしているのか?
そもそもエリオの存在を親戚すら誰にも知らせていない。

電波女と0104

「あのコロネみたいなのは?」
「気にしないで」

エリオの存在は家主の女々にとってタブーのようで、一貫してその話題を避けようとする。
その為、真もあまり深く触れる事をやめる。

「なにか買ってきましょうか姉さん」

それでも何だかんだと面倒見のいい真は夕食が無いエリオが空腹だろうと、夕食を買いにコンビニまで一緒に買出しに行く。

電波女と0105

「お前は何だ、宇宙人か?」

さすがにコンビニに簀巻きになった人間を連れて入る訳にはいかず、巻かれた布団を取り去ったエリオの姿は現実離れをした美少女のものだった。

電波女と0106

「私が、私が・・宇宙人」

エリオの姿に動揺した真がつい口走った言葉、エリオが自分から名乗った正体。
それが宇宙人との邂逅、真の受難の始まりだった。

電波女と0200

「イトコはこの街になんの指令を受けて訪れたの?」
「親の転勤という、極めて地球規模の動機」

簀巻きの中身は、超絶美少女。
さらに超絶美少女の中身は電波宇宙人

印象はプラスがあるものの若干マイナス。

電波女と0201

「ヘーイ、転校セーイ」

突然、真に声を掛けてきた挙動が不審なクラスメート『御船流子』。
何を思ってか、転校生の真に一緒に帰るよう誘って来る。

女生徒との接触に免疫のない真は二つ返事で承諾し帰路に着く。

電波女と0202

「でも、そういうの青春ぽくていいなって思うよ」
「えっ?」
「いつかきっと素敵な思い出になるさって」

若干キャラを作っている匂いがあるが、美少女の部類に入り悪い人間でもない。
なにより、地球人だ

言葉の通じない宇宙人よりも断然いいに決まっている。
という事で真の中ではエリオを差し置いて好感度が急上昇したようだ。


電波女と0203

電波女と0204

「転校生」
「そんなアナタは在校生」

翌日、隣の席に座っている『前川さん』が声を掛けてくる。
特に真に興味がある素振りは見せなく、むしろ自分をアピールする部分が多くあった。

特に学生証の写真には金髪の状態の前川さんが写っていたが、真は気付かないのか振りなのか?そこには触れずにいた。

電波女と0205

「リューシの方が宇宙っぽくて素敵って」
「いつの間にか皆にも定着しちゃって」


昼休み、御船さんと一緒に食事をとる真。
その会話の中に、流子をリューシと呼ぶ後に自主退学をした生徒の事が出てくる。
それを聞いてエリオの事が脳裏をよぎる真。

電波女と0206

「こういうのをなんと言えばいいんだろうね?」
「もやし」

昨日に引き続き女生徒との下校に心踊らせる真。
しかし、家に帰れば現実という名のエリオがお出迎えをしてくれる。

電波女と0207

電波女と0208

「どこ行く?」

エリオの地球を調査するといった宇宙人活動に、文句を言いながらも同行する面倒見のいい真。
エリオの指示に従い一緒に海まで行く羽目になる。

海の帰り道、「サンドイッチウーマン」に扮した前川さんと出会う。

電波女と0209

「って言うか、藤和じゃないか」

前川さんから聞かされたエリオの過去。

半年ほど行方不明となり、その間の記憶がない。
宇宙人に誘拐された話が途中で転じ、自分が宇宙人だとなり最後には自主退学をしたという。>御船さんの言っていた件もやはりエリオの事か?

電波女と0210

「去年、エリオが失踪したって聞きました」
「うん、したわよ」
「私からすれば行方不明って言うのかしら」


何も分からない半年間の足取り。
自転車で橋から川へ飛び、そして落下。

事件の後の宇宙人という『電波』、布団を巻きつける行為はその現実からの逃避。

電波女と0300

「可愛いのいる?」
「つい、こう釣り上げたくなるぜーって感じの」


真に対して健気に話しかけてくれる御船さん。
脈もあり、親しくなってはいますが男女の恋愛には未だ発展せず。

ゴシックでいう所のアブリルポジション

電波女と0301

「記憶がないのが怖いのかねぇー」
「怖いか、やっぱり」


いつの間にか、エリオと一緒に海へと頻繁に訪れるようになっていた真。

電波女と0302

「宗教と大差ないと思ってるよ」
「信じる奴がいて、それで儲ける奴が居る」
「目の前にない物を崇拝して心の拠り所にするって点で私はそう感じる」


夜に出会う前川さんに宇宙人とは何かと問う真。
それに対し、宗教と同義のように思うと言う前川さん。

電波女と0303

「リューシさんにとって神秘って何?」

分からない事は多い、逆に分かっている事なんてほんの一握りの事なんじゃないのか。
御船さんは生きている事も、世界もきっと神秘なんだと感じているらしい。

電波女と0304

「エリオが綺麗だからかまっているのなら諦めなさい」

記憶がない恐怖、その逃避としての宇宙人という拠り所。

本来、神秘や希望は未来を目指す為に人間が持つものだ。
少なくとも、過去を埋めるための道具にする事はやめさせたい。

そう思いエリオに現実を受け止めるようある意味で辛くあたる真。
その真に対し、母親としてエリオをそっとしておいて欲しいと求める女々。

「正直ね、いつ身篭ったか覚えてないの」

角川ビ○チ祭り
今期はこんな複雑な家庭環境(主に母親に問題あり)のヒロイン多いですね。

電波女と0305

「幻想をぶっ壊す」

所々でどこかで見た事のある作品のオマージュを挟む主人公。
自分では熱血ではないと言いながら、自分が正しいと思う事には迷わず行動を起こすさすがの主人公。

電波女と0306

「今から一緒に空を飛んでやる」
「出来なかったらお前、地球人になれ」
.

宇宙人という事を否定し、地球人であるという事を証明する。

その為に坂道を海に向かい滑走し、飛行する。
それが真が出した答だった。

電波女と0307

「とまれ、とまれ、とまれ、とまれ、とまれ、とまれ、とまれ、とまれ、とまれ、とまれぇっ」
「俺は真だぞ、止めてみせろ。時を止めろ」


途中で止まるつもりが予想以上の加速にブレーキが意味をなさず、真とエリオの乗った自転車は坂道を加速しながら下ってゆく。

電波女と0308

「I can't、フラーイ」
途中、「時をかける少年」のような事を口走りならも結局止まることを
諦め、海に向かい飛ぶ事を覚悟する。

電波女と0309

「存在しない記憶で悩んだり苦しんでるなら、まぁ愚痴ぐらいなら聞いてやりたい」
「今日はその為のレクリエーションだ」


宇宙人などに頼らなくとも、力になってくれる地球人が居る。
家に帰れば真が居る、女々も居る。

それをエリオに教え、宇宙から連れ戻す事。
それが真の最終目的だった。

まぁ、海に飛び込むのは予想外の帰還劇だったんですが。

電波女と0310

電波女と0311

「おい、地球人。名を名乗れ」
「藤和ェ・・リ・ォ、藤和エリオ」

地球に帰還したエリオとの初邂逅。


宇宙では有能な調査官だったエリオも地球ではただのひきこもり気味のニート。
これから先、どうなるのか?


『A.T.フィールドは誰もが持っている心の壁だということを』

人間同士、理解し合えない事がある。
入り込めない部分もある。

すべからく他人とは宇宙人と同義なのかもしれない。
だからこそ、一期一会であり共存共栄が大切である。

宇宙人や電波というぶっ飛んだ物を前面に押し出しながらも、実のところ家族や人間関係という身近で地に足の着いた題材を上手く描いています。

最初に『これ何てエヴァンゲリオン?』みたいに思いましたが、内容も若干被ってますね。
まぁ、角川さんが好きそうと言えば好きそうな題材ですし・・・。

という訳で、15年以上経とうが変わらない人類普遍のテーマに挑む本作品。

【良作度予想】★★★★☆

ちなみに、真が自分の中でイベントに対して『青春ポイント』なる物をカウント(算定)しており、番組の最後に通算ポイントが表示されます。

王道の展開だと序盤から中盤にかけてプラス圏。
中盤から後半にかけてマイナスポイントを蓄積し、最終回にはプラスイベントの連続で一気にプラス圏に浮上するという展開になるんでしょう。

この作中でのイベントをポイント評価する手法は『くじびきアンバランス』でもありましたが、青春ポイントはくじびきのソレとは違い細かなイベントの積み重ねなので見方によっては物語の展開を分かりやすく数値化しています。

しかし、視聴者はその物語をきちんと見ているのでオマケ程度に考えて置いていいでしょう。

ただ、真にとってはソレが最終的には人生の中でとても大切なモノになる。
物語の表現として、真の青春の記録として見守っていこうと思います。

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