僕は友達が少ない 第6話 『カラオケボックスは客が少ない(つд⊂)』感想

前回のあらすじ
インなんとかさん部活にばかりかまける小鷹に対し、かまって欲しいフラストレーションが爆発した小鳩が部室に押しかけなし崩し的に隣人部に入部をしてしまう。

僕は友達が少ない第6話001

「夢か・・・」
「お、なんで小鳩が・・・?」


子供の頃、親友と別れの挨拶が出来ないままこの街を去った過去を夢に見た小鷹。
目を覚ますと隣にには前日寂しさを持て余し、兄と一緒にベッドインした小鳩の寝顔があった。

そのあまりにもエロい寝姿可愛い寝顔に先ほど見た過去の夢を見た事を忘れてしまう小鷹。
だが、おそらくその子供の頃の辛い記憶が心のどこかでずっと残っており小鷹の現在の人格形成に影響を与えたのだろう。

僕は友達が少ない第6話002

「いつの間にか、もう一学期が終わってしまったわけだが・・・」
「ああ、そういや明日から夏休みだよな」

一学期が終わり明日から夏休みという日、夜空はこれまでの部活動で部員の誰一人として友達が出来ていない事を嘆く。

というか、小鷹はすでに「友達が何人できるかな」より「子供が何人できるかな」と嬉し恥ずかしの悩みを抱えるような状況なのに、まったくそれに気付いていないのが憎らしい。

僕は友達が少ない第6話003

「大体、皆さん今まで部活ってどんな事をやっていたんですか?」
「えっと、何だっけ」
「確か、ゲームしたり、ゲームしたり」

「演劇の練習をしたり、ゲームしたり」
「基本的に遊んでるだけですね」

『友達作るぜー。水35リットル、炭素20Kg、アンモニア4リットル、石灰1.5Kg、リンと塩と硝石、硫黄、フッ素、鉄にケイ素が材料だー』

ずっと部活を続けてきた小鷹たちに友達が出来ていない事実に対し最近入ったばかりの理科は、自分が入る以前に隣人部が友達を作るために一体どんな活動をしてきたのかと質問してくる。

部活動というのだから、前向きで具体的に友達を『錬成(つくる)』つくる活動をして来た・・・筈もなく。
当然のごとく出てくる答えはゲームとかゲームとか演劇・・・?

アニメでは演劇はやっていない気がするが、見ていない所でやっていたのだろう。

さらに最近では、部活動とは名ばかりで立案者の夜空は最近は一人で黙々と本を読み、星奈に至ってはギャルゲー三昧で負の方面で才能を開花させ、部員はみな友達作りとは程遠いダラダラとした時間を過ごす溜まり場と化して来ていた。

僕は友達が少ない第6話004

「星奈は行ったことがないのか?」
「ないわよ、悪い?」
「高貴な私が、カラオケなんて低俗な庶民のお遊びをやった事ある訳ないでしょ」
「全然興味もないわ、あんなの」


星奈が話の流れで、カラオケに行った事があるか問われた小鷹は以前に何度か行ったことがあると答え、あの夜空ですらトモちゃんとカラオケに行ったという事が分かる。

小鷹や夜空ですら行ったことがあるカラオケに行った事がない星奈は、その事実に触れられると恥ずかしさや劣等感からカラオケには興味がないと答えてしまう。

僕は友達が少ない第6話005

「で、いつにする?」
「どうせ明日から夏休みだし」

「私は明日の午後ならいいぞ」
「いつでも大丈夫でーす」
「ワタクシも」
「じゃあ明日だな。待ち合わせはどこがいいんだ?」

だがその後、隣人部ではカラオケに行ったことがない後輩部員達と一緒に皆でカラオケに行く事になってしまい星奈だけ話題から取り残されてしまう。

僕は友達が少ない第6話006

「で、肉。何か話でもあるのか?」
「ないなら私たちは貴様には何の関係もない明日の予定の話をしたいのだが・・・」


夜空達の話に混じりたそうな素振りを見せるも、先程あれだけの啖呵を切った手前、一緒に行きたいとは言い出しづらい星奈。

僕は友達が少ない第6話007

「なんだ?貴様も一緒に行きたいのか?」
「一緒に・・・行き・・たいわ」
「聞こえないなぁ~」

『あ~聞こえんな!!』

だが、恥や外聞にこだわってこの期を逃してはならないと考えた星奈。
前言を撤回し、尚且つ『一緒に行きたい』を大きな声で言わされるという二重の意味での羞恥プレイを夜空にさせられながらも我慢を続ける。

僕は友達が少ない第6話008

「どうしても連れていって欲しいならお願いしてみろ」
「お、お願い?」
「連れて行ってください、と心を込めて頼め」

星奈の必死さを理解しているからこそ、夜空が星奈の頼みを素直に受け入れるはずもなく。
大人しく我慢を続ける星奈に対する夜空の要求はさらにエスカレート。

毎度のことながら、夜空はこういう星奈の弱みを弄らせるとかなりイキイキとしてくる悪い方向の化学反応いいコンビ。

僕は友達が少ない第6話009

「アタシも一緒に連れていってください、お願いしますっ」

僕は友達が少ない第6話011

「ふっ、よく言えました・・・」
「だが断る」


『だが断る』

トコトンまでじらした挙句に、結局は願いを聞き入れないという非道っぷりを見せつける夜空。
そして、ここに来てようやくカラオケに一緒に行く事について夜空の許可が必要ではない事に気付く星奈。

僕は友達が少ない第6話012

「ばか、アホー」
「死ね、バカ夜空」


バタンッ(ドアを閉めて泣きながら走り去っていく星奈)

「では、改めて本当の待ち合わせ場所と時刻を決めようか」

『まるで成長していない』

友達を虐めてイジって楽しむ残念(悪良い意味で)な夜空。
勉強は出来るのに、人に簡単に騙されてしまう残念(いい意味で)な星奈。

件の「聖剣のブラックスター」以降も二人は全く進歩していないようで、視聴者は良い意味で安心したワンシーン。>えー

僕は友達が少ない第6話013

「お前、そんな格好で熱くないのか?」
「クックック、真祖たる我は暑ささえ凌駕しておる・・・」
「全然、凌駕出来てないだろ」

カラオケ当日、駅に到着した小鷹と小鳩。

夏だというのに小鳩はいつもの私服姿、つまりゴスロリ服でやって来たせいでかなり汗をかいていた。
小鳩はこの設定こだわりをいつまで貫く事が出来るのか・・・。

僕は友達が少ない第6話014

「みんな早かったな、まだ十分前だぞ」
「私は理科より五分遅れてきた」
「ワタクシは兄貴が来られた二十分前に着きました」
「理科が来たのは星奈先輩が来た十五分前です」
「アタシは雪村の着く五分前から居たわ」

僕は友達が少ない第6話015

「なんでお前らそんなクイズみたいな言い回しなんだ?」
「小鳩、みんなの証言からそれぞれの到着時刻を答えてみろ。」

「ふぇ?」
「俺たちの到着時刻は十二時五十分ジャストとする。制限時間は店につくまで」

待ち合わせ場所に小鷹たちが到着すると、そこにはすでに他のメンバー達が揃っていた。
小鷹たちよりも先に着いた彼女達は何故か到着時刻を分かりづらく言い、小鷹はそれを小鳩に答えるようにクイズとして出題する。

あまりに小鳩が可愛いからといって夜空達の目の前で妹とイチャつくスキンシップをとる小鷹。
小鳩がブラコンなのはこういう小鷹のグッジョブ行動にも一因があるのだと伺い知れる。

ちなみに、答えはおそらく
幸村(12:30)>星奈(12:25)>夜空(12:15)>理科(12:10)

僕は友達が少ない第6話016

「5400円、何故そんなに高いのだ?」
「え、ええと、フリータイムお一人様650円、ドリンクバー250円。お一人様計900円となっておりますが・・・」
「なんだと?」

『なん・・・だと・・・』

カラオケ店に到着し、受付をすまそうとした夜空はその料金を聞いて料金システムがおかしいとケチ疑問を唱える。

夜空の言い分では、一人でも大勢でも一部屋を使う事には変わりはないのだから、料金は『部屋代(900円)+各自のドリンクバー代(1500円)』となるのが妥当だというのだ。

ああ、ホテルで一人で泊まっても二人で泊まっても一部屋なら料金は同じだろという理屈に近いね。>えー

僕は友達が少ない第6話017

星奈も夜空同様その料金システムに疑問を持ち、夜空と何やらよからぬ打ち合わせを始めてしまう。
小鷹はそんな変な所で気の合う二人を見ないように小鳩達と雑談を続ける。

僕は友達が少ない第6話018

「いつものように一人で、フリータイム、ドリンクバー、計900円」

部屋の稼働率や減価償却が変化するわけでもなく、同じ曲数なら楽曲が多く歌われて著作権料がかさむという事もない。
もしかしたら、グループ客から多く巻きあげて徴収し、客単価を下げて還元しているのかもしれないが、とりあえず店側に特別な出費の増加は見当たらない。

合理的な理由のない値段にそんなものだと世間に迎合しない姿勢の夜空は、堂々と一人で一部屋を借りるという強攻策信念を貫く行為に出る。>かぁこいい

僕は友達が少ない第6話019

「えっとぉ、初めてなんだけどぉ・・・お一人様フリータイムでドリンクバー付き」

先程、二人で何を打ち合わせしていたのかと思えば・・・。
自分が納得できない事には妥協しないスタンスの星奈も夜空と一緒になり、一人で一部屋を借りるという行為を考えそれを実行するのだった。

僕は友達が少ない第6話020

「な、何名様ですか?」
「四人で・・・」

非常識な客に困惑し、精神的に疲弊する店員を見るに見かねた小鷹は先の二人同様に一人で一部屋を借りるわけにも行かず、本来の目的通り皆で一部屋を借りる事にする。

僕は友達が少ない第6話021

僕は友達が少ない第6話022

僕は友達が少ない第6話023

「どうしたんだ、お前ら?」
「この肉が悪い」
「夜空のバカのせいよ」

カラオケのシーンでは小鷹達の歌が少しづつ流れるも、メインはやはり夜空と星奈の熱唱。

が、それもつかの間。
あの二人がそんなに殊勝にカラオケを歌うはずがなく、別々の部屋にいながらランキングで争い、そのせいで声を枯らせるまで歌を歌い続けたのだった。

僕は友達が少ない第6話024

「お前たち、一体何を言ってる。夏休みも普通に活動するぞ」
「えっ、部活やるのか?夏休みも?」

カラオケの帰り道、夏休みの間部活がなく寂しくなることを嘆く小鷹達に対し、夏休み中も部活を行う事を宣言する夜空。

「将来我々がリア充の仲間入りを果たした時、夏の訓練をしておかねばあまりのリア充度に死にかねんぞ」

『下見もしないでいきなり生身の女体のおバストなんて見てしまったら心臓が止まってしまいかねないからな!』

夏休みも活動をする理由。
それは、夏休みの間にリア充がしているような夏の経験の予行演習をしておくというものだった。

確かに、泳ぐ前の準備体操しかり。
どんな過ごし方をすればいいのか迷わない為にも、充実した夏休みを過ごす練習をしておく事は大切だ。

ただ、これまでの言動もあり夜空が本当にそう考えているのか、それとも小鷹と一緒に居たいからなのか・・・判断に迷う所。

僕は友達が少ない第6話025

「次の活動は来週月曜。夏休みまでに友達が作れなかった原因を各自考える・・・」
「はーい」
「何だ肉?」
「失敗した原因は夜空があまりにも無能だからだと思いまぁす」
「実は私も原因には幾つか心当たりがある」

部活の事でまたもや衝突する二人は売り言葉に買い言葉で互いに互いを罵り合い、いつもの事だと呆れた小鷹達は二人を置いて帰路を歩き続ける。

僕は友達が少ない第6話026

「夜空のアホー、バカー、死ねー」

結局、いつも通り夜空に散々罵られ涙目になって走り去る星奈。
その後ろ姿は青い猫型ロボットに助けを求めている様にも見える。

僕は友達が少ない第6話027

「夜空」
「ん?」
「この一ヶ月、ワリと楽しかったぞ。ありがとな」
「ふん」

無理矢理部活に入部させられてから僅かな間だったが、振り返ってみるとバカバカしくも面白く、充実した生活を送る事が出来た。

そんな経験をするきっかけを与えてくれた夜空に感謝をする小鷹。

僕は友達が少ない第6話028

「伝え忘れてたわ」
「昨日パパに話したら、夏休みなら時間取れるからいつでも会いに来なさいって」


夜空に散々罵詈雑言を浴び泣きながら走り去った星奈だったが、小鷹にある事を伝え忘れていた事を思い出し戻ってくる。

その要件とは、以前に星奈と一緒にプールに行った際にした理事長への挨拶のアポについてだった。

僕は友達が少ない第6話029

「別に、夜空には全然関係のない事よ」
「小鷹がアタシの家に来ようが、アタシのパパに会おうが・・・夜空には全然関係のない事だもんね」


だが、プールの一件についても理事長との関係についても何も知らない夜空は小鷹が星奈の父親に会いに行くという言葉から過剰な妄想を膨らませ狼狽する。

小鷹と星奈の関係に慌てる夜空を見て、いつもの仕返しと言わんばかりに夜空を牽制する星奈。

そして、物語は次回の普段は多忙な理事長との接近遭遇に続く。

今回はドSの夜空と普段は完璧超人の星奈の間抜けさとイジメられッ子キャラは鉄板だと再認識させられた事と、カラオケという密室で互いの理解を深めると思いきや別の部屋で過ごすという斬新なラブコメ展開はやはり面白いと思った。

カラオケ中の演出が少し物足りなさを感じたが、他はほぼ満足のいく物だった。
ただ、今回はマリアが出て来なかったのが残念。

マリアと小鳩の掛け合いは夜空と星奈の掛け合いのようにドロドロしていないのが可愛く思えるし、ほのぼの出来るので大好きだ。
個人的にはマリアと小鳩が小鷹とイチャイチャしてるだけでも楽しめる自信がある。
むしろ、どこかでそういう回を作って欲しい。

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