GOSICK -ゴシック- 第14話 『意地悪フリルは屁こきいもりを糾弾する』 感想

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「久城くん、また図書館かな」
「はぁ、どんな子なんだろう・・・ヴィクトリカさんて」


教室で空席となっている久城の席を眺めながら、授業をサボっている久城は今頃また図書館でヴィクトリカとイチャついてるんだろうな、と呟くアブリル。
真面目に授業に出ているアブリルがとても不憫で、涙を流さずにいられません。

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「久城、助けろ」

前回、走るヴィクトリカの手を捕まえた例の黒い影の正体セシル。
新学期の開始という丁度いい区切りにヴィクトリカを発見したセシルは、ヴィクトリカを教室へ連れてゆき挨拶をさせるという。
そんな事は嫌だと必死に抵抗するヴィクトリカだったが、抵抗むなしく教室に連行されてゆく。

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「という訳で、みなさんお待ちかねのクラスのお友達」
「ヴィクトリカさんでぇーす」


セシルによりそのまま教室へと連れて行かれたヴィクトリカ。
抵抗をする事は諦めたが、クラスの面前で自己紹介という羞恥プレイをする筈もなく押し黙るだけだった。

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「あの子がヴィクトリカさん」
「肌は白くてスベスベで、頬は夢のようなバラ色」
「金色の鮮やかな長い髪」
「手も足も小ちゃくてまるで神様の為に作られたお人形みたい」


アブリルとヴィクトリカの初邂逅。

「ヘヴィ級ボクサーの瞬発性!」
「スプリンターの機動性!」
「アマチュアレスラーの柔軟性!」
「そしてマラソンランナーの持久性!」


アブリルは教壇に立つ芸術品のような美貌と神秘性を持った美少女に目を奪われ、その完璧な容姿をこれ以上ないだろうという言葉で賛美する。

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「ヴィクトリカさんは久城くんの隣に座るといいわ」
アブリルはヴィクトリカが登場したことにより、久城の席の隣という好ポジションから後ろにずれて座ることになってしまう。
ヴィクトリカが登場して早々に久城争奪戦にて、文字通り一歩後退してしまったわけです。

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「どうしたんだろう?緊張してるのかな?」
「ねぇ、大丈夫?」
「具合悪いの?ねぇ」
「何よ、返事ぐらいしてもいいじゃない」
「それとも灰色狼は人間の言葉が分からないの?」


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「おーい灰色狼」
「妖怪人間、妖怪、妖ぉ~怪~ぃ」


ヴィクトリカの後ろの席になったアブリルは小刻みに震えるヴィクトリカを最初は心配するも、返事も返さないヴィクトリカ。

懸命な視聴者なら極度の人見知りであるという事を知っていますが、アブリルにとっては人を無視する態度の悪い人間に見えたのでしょう

そのヴィクトリカの態度に対してムッとなりつい言葉でなじり髪の毛を引っ張るという行為をしてしまうアブリル。

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「無礼者」
「私に気安く触るなー」


アブリルの陰湿些細な悪戯があっさりと逆鱗に触れてしまったヴィクトリカ。
非力な体のどこにそんな力を隠していたのか、椅子どころか机を持ち上げアブリルを威嚇するヴィクトリカ。

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「キミタチ」
「ボーリョクはいけないなァ」


あわや机がアブリル目がけて振り下ろされそうになった時、二人の間に割って入る久城。
そのおかげでヴィクトリカは机を振り下ろす事を押しとどめたが、ついにはその重さに耐えかねて机をアブリルの上に落としてしまう

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「よかったー、何ともなくて」
「う、うん」

運良く落とされた机はアブリルに別状はなく、念の為に保健室のベッドで休んでいた。

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「ほら、謝って」
「私は謝らない」
「あ、あのね久城くん」
「アブリルに怪我をさせる所だったんだよ、さぁ」
「違うの、あのね私が・・・」
「この女は屁こきイモリなのだ、イモリなんかと話さない」
「ヴィクトリカ、こら謝るんだ」

事情を知らない久城はヴィクトリカが一方的に非があると決めつけ、アブリルに謝罪するように迫る。
それをみて自分が原因だと言い出そうとするが、久城とヴィクトリカのあまりにも密着したイチャつきっぷりに言葉を挟めないアブリル。

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「時計塔で殺人?」
「昨日もおかしな事が起こった、やっぱりリヴァイアサンの亡霊かも」

「屁こきイモリの言い出しそうな事だな」

授業が中止となった昨日の時計塔での事件を聞き、いつものように怪談話と直結させ嬉々とするアブリル。
そのアブリルの話を聞くのもうんざりだと言わんばかりにアブリルの話に冷静かつ蛋白に切って捨てるヴィクトリカ。
未だにアブリルに苛立つヴィクトリカだが、アブリルを貶しつつもセシルの知っている事件についての話はいつものように冷静に聞いていく。

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「いつごろ事件は起き始めたのかね?」

「今世紀に入ってからかしら」

被害者が出るようになったのはリヴァイアサンが消息を絶った20世紀はじめ頃。
そこからリヴァイアサンが何らかの仕掛けを施したのであろう事が推察できます。

「被害者に何か共通点は?」
「んー、皆よそ者ってことかしら」

被害者は学園に不慣れな人間。
面白半分に忍びこんだ人間が何人も被害者となった為、セシルはあれ程時計塔への立ち入りを禁じたのだった。

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「どこへ行くの?」
「決まっている、時計塔だ」
「リヴァイアサンの謎は時計塔でのみ白日の元に晒す事が出来る」
「私の知恵の泉はそれを知っているのだよ」


「待って、僕も行くよ」

「あっ、久城くん私も」

セシルの話を聞き、時計塔の事件が何故起きるのかという理由に行き着いたらしいヴィクトリカ。

だからこそ、百聞は一見にしかず。
そこに残されているであろうリヴァイアサンの亡霊の正体を完膚なきまでに解き明かす為には、現場を確認しなければいけなかった。

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「これはこれは」
「お前が図書館から出てくるとは、一体どういう事かな?」

ヴィクトリカ、久城、そしてアブリルが時計塔へと向かう途中、いまさらながらグレヴィールが学園へとやって来る。
前回は何故か図書館へと姿を見せずにブライアンを取り調べて頑張って自力で事件を解決しようとしているようでしたが、やはり無理でした

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「かつてここは、教育機関を隠れ蓑にした王室の秘密の武器庫だったのだよ」
「公には出来ない研究や人物、この国の闇の歴史を隠し続けてきた場所だ」
「それらが蘇るような事があってはならないのだよ」


今回はいつものように、事件が出来ないようドラえも~んヴィクトリカと泣きつきに来たわけではなく、事件捜査の打ち切りを伝えに来たグレヴィール。

どおりですぐにヴィクトリカに頼らなかったわけだ、初めから事件を解決するつもりがなかったのだから

リヴァイアさんの事件も含め、過去にあった後ろめたい事実など臭いものには蓋をしたままでおきたい国家。
その為には捜査をせずに放っておく事が最善の手だとして、捜査を打ち切るというグレヴィール。

「久城くん、我が妹がこの件に手をだそうとしているのなら君に止めて欲しい」
「どんな危険が潜んでいるか分からん」

「危険?危険って一体」

そして同時にグレヴィールは、このまま事件を調べ続ける事でヴィクトリカが危険に晒されるのでヴィクトリカについても事件から手を引くように忠告をする。
それは国家やその機関によるものなのか?
それともヴィクトリカ自身の存在によるものなのか?

ここに来て何故ヴィクトリカがドロワ家ではなく学園に幽閉されているのか?という疑問に答えが垣間見える。
この学園が危険な人間を匿い、幽閉し、隠す場所であり、それ故に国家がこの学園を守り誰にも手を出せない。

そこはヴィクトリカを幽閉しておくにはこれ以上ない場所なのかもしれません。

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「ねぇねぇ、久城くん」
「村まで行って事件の事調べてみない?」

「うん、いいけど」
「ヴィクトリカさんも行こうよ」
「私は行かない」
「えっ?」
「久城と一緒にどこにでも行きたまえ、この屁こきイモリ」

時計塔へ行こうとするヴィクトリカに対し、村へ行こうと誘うアブリル。

教室での久城争奪戦に続き、女の戦い第二回戦。
重要な二択です、ここは慎重に・・・

それなのに、あっさりと二つ返事で承諾してしまった久城。
しかもアブリルは敗者のヴィクトリカに一緒に行かなイカ?と慰めにも似た甘い誘いの言葉をかける。

懸命な視聴者なら当然の事ながらヴィクトリカが学園の外には出られないと知っていますが、アブリルは知りません。
アブリルにとっては善意のつもりだったのかもしれませんが、ヴィクトリカにはさらに追い打ちをかけられたような物でした。

そこでさらに意固地になったヴィクトリカ。
自分の当初の目的である時計塔へ行くことを曲げるはずもなく、アブリルからの誘いを無碍に断る。

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「ヴィクトリカ、僕は君のことをもっと優しい子だと思ってたよ」
「僕の一番大切な友達だって」

「僕の一番大切な・・・」
「だから、ねぇヴィクトリカ・・・」
「ふんっ」
「わかったよ、僕はもう君なんか知らないからね」

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「えっ、えーと、やっぱり一緒に行かない?」
「じゃ、じゃあ競争」
「どっちが先に錬金術師の謎を解くか、ねっ」
「じゃあ、後でね」


頑なにアブリルとの仲直りを嫌がるヴィクトリカに、これまた誤解をしたまま憤る久城。
どちらも意固地なためアブリルの話に耳を貸さず、喧嘩別れをしてしまう二人。

自分に落ち度があるのに久城を独占してしまう罪悪感からか、村に行く際に推理勝負だと申し入れるアブリル。

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「久城の・・・奴め、怒り過ぎだ」
「ひどい奴だ、グスッ」


久城がアブリルとの浮気に行ってしまった後、一人取り残されたヴィクトリカは泣き崩れてしまう。
周囲に人が居るうちは感情を表に出さなかったが、久城の一方的な誹謗に内心は傷ついていた様子。

それでも、涙を拭いて立ち上がり一人で時計塔へと向かうヴィクトリカ。

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「僕の一番大切な・・・か」
「ちょっと言い過ぎたかな」

久城のボールヴィクトリカは友達』発言に気を落とし、横目で久城の姿を追うアブリルは久城の真意を測りかねているようだった。

ヴィクトリカが久城にとって一番大切な親しい存在であるという意味なのか?
それとも、恋愛感情としてではなくただの友人関係という線引きの意味ととっても良いのか?

村の墓地で石碑を調べていたアブリルが、多くの名前が刻まれた墓を発見する。
それは500年前に殺され、合同で埋葬されたプロテスタントの墓だった。
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「この辺の古い建物には、プロテスタント達を匿う隠し部屋がまだ残ってるもんだよ」
「で、何を探してるんだい?」


時計塔で死んだ犠牲者たちの墓を探しに来ていた久城たちだったが、あいにくこの墓地には村の人間しか埋葬されないとの事だった。
そして、古い建物には隠し部屋があるとの情報がもたらされる。

きっとリヴァイアサンが金を隠し持っていたのはそこなのでしょうね。

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「驚くなよ、わしゃあこの墓地で・・・見えない幽霊を見たのだー」
「きゃああー」
「で、見えない物を見たってどういう事」


だが、結局リヴァイアサンに直接結びつくような情報はここには残っておらず、その代わりと言ってはなんだが老人から墓地にまつわる怪談を聞き出すアブリル。

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「確かに足音は聞こえた」
「だが、どこにも姿は見えなかった」
「ただ、地面には・・・」


姿は見えなかったが、走る音と足跡から子供の幽霊が目の前を通り過ぎたという老人。

これは簡単なトリックですね。

答えは環境利用闘法だ。>えー

「偽装だッッ」
「砂埃を体にまぶして偽装しているッ?」


犯人がガイアのように周囲にとけ込むように偽装していたとするなら、見えないという話もあながちありえない訳ではない。
あとはなぜ、子供がそんな事をしたのか?ですね。

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「あら、久城くん何してるの?」

アブリルが老人に話を聞いているのを半ば呆れながら待っていた久城。
その後ろから、前回も子供が歌っていた例の歌を口ずさみながら寮母のゾフィーがやって来た。

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「久城くんは、デート?」
「違います」
「それより、今の歌」


ゾフィーの歌に興味を持つ久城。
誰もが口ずさむ程有名な歌なのか?
何かリヴァイアサンと関係があるのか?
童謡殺人事件でもないと歌が殺人事件と直結する事はないので、ここはリヴァイアサンの幼少期や出生に関係してくるといったところでしょうか。

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「何者だ?」
「捜し物をしている旅人だ」

一方、時計塔を調査するヴィクトリカは突然現れた赤毛の男、ブライアン・ロスコーと遭遇していた。

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「その赤毛、君はこの部屋で死んだという東洋人の連れだな」
「ああ、奇術師ウォン・カーイ聞いたことはないか?」
「いや」

ウォンは久城とアブリルと同じ映画を見てリヴァイアサンに興味を持って時計塔にやって来たが、そこで毒に倒れてしまったということらしい。

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「君もまた奇術師なのか」
「ほう、なぜわかる?」
「私が怪物だからだよ」
「では、俺が何者かということも」
「分かっている」
「君の目的も」
「君の、そばに居る人の名も」


『美しい怪物』の事を知り、それを捜しに学園にやって来た男。

他にも何らかの事前情報があったのかも知れませんが、自分の事を探しに来たのだと察したヴィクトリカはブライアンに対して警戒を強める。

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「お前はただの道具に過ぎない」
「愛も知らずに育った道具に、一体何がわかるというのだ」

「分からない事などない」

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「オメエ達、何してる」

正体がバレて以降、急に態度を高圧的な物に変えるブライアン。

ヴィクトリカと彼女を見下すブライアンとの静かな言葉の押収の中、突然ドアを開けて大工が現れた。
彼は時計塔の取り壊しの為、調査に訪れていたのだった。

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「調べてほしい事がある」

ブライアンが立ち去った後、大工に対して調査依頼を持ちかけるヴィクトリカ。
おそらくヴィクトリカ自身も隠し部屋の存在に気付き、それを調査してもらうのでしょう。

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「結構いろいろ聞けたね」
「うん」

学園へと帰って来た二人は、自分たちが得た有益な情報に手応えを感じていた。

「あっ、久城くん」

アブリルと話し込んでいた久城だったが、ヴィクトリカの姿を見るやいなやアブリルを放り出し一目散に駆け寄っていく。

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「ヴィクトリカ、ヴィクトリカ」
「あれ?おーい、ヴィクトリカー」
「聞こえてるんだろ、おみやげもあるよ」

「また、面妖な帽子でも持ってきたのだろう」
「木苺のサンドイッチだよ」

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「なぬ?」


「媚びろ!もっと媚びろ!」
「涼風ぐらい、できるだろ!」


先程までのツンケンしていた態度とは打って変わって、ラブリーな表情を見せるヴィクトリカ
さすがヒロインと言うべきか、さすがプレイボーイ久城と言うべきか。

何にしろ、勝手知ったるヴィクトリカの生態。
手土産を持参した久城は難なくヴィクトリカを懐柔する事に成功する。

「久城くん、意外と足・・・速い」

久城に遅れてやって来たアブリル。
彼女が見たものは自分を置き去りにして駆け出した久城が、早速仲直りをしたヴィクトリカとイチャつく姿だった。

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「でね、古い建物にはプロテスタント用の隠し部屋があるんだってさ」
「それから、アフリカ人の歌って知ってる?」
「この村では子供でも知ってるそうだよ」
「昔、このへんに居たアフリカ人の事を歌った歌なんだって」
「どこから来たのか、どうして居たのか分からないらしいけれど全員流行病で一片に死んじゃったって」


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「リ、トゥラ、ルーラル、ルー」
「歩いて、歩いて、やって来たー」
「可愛い姉妹に、父や母ー」
「リ、トゥラ、ルーラル、ルー」
「金と黒い肌ー」
「リ、トゥラ、ルーラル、ルー」
「漕ーいで、漕ーげ。漕ーいで漕ーげ」


アブリルと一緒に村で得た情報をスラスラと話す久城。
ヴィクトリカさんの日頃の調教の賜物ですよ。

で、その情報によると
・昔この近辺にアフリカ人が住んでいたが全員が死んでしまった。
・そのアフリカ人はどうやら金を持っていたらしい。

という事だった。

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「歌詞に金ってあるだろ、何か気にならない?」
「久城くん」
「あ、アブリル」
「競争って言ったのに、どうして私たちがしらべたこと教えちゃうの?」

今のところ一勝一敗の『女の戦い』。
これが第三回戦だったらしく、久城の事も含めてヴィクトリカに勝ちを譲りたくないという思いがあるアブリルは久城の軽率な行為を批判する。

確かに、ヴィクトリカが労をせずに有益な情報を得てしまうとアンフェアですがはっきり言って久城とアブリルが情報を大切に持っていても持ち腐れとなるのは確かな事です。

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「屁こきイモリのご帰還か?」
「何よ、このフリル野郎」

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「フッ・・・フリル野郎だと、なんだそれは」
「わかんない、とにかく悪口っ」
「まいったかっ」


ただでさえ自分を差し置いて久城とイチャつくヴィクトリカがさらに茶々をいれて来たので、遂に怒りを顕にするアブリル。
よく分からない罵倒でヴィクトリカを侮辱する。

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「もういいわ、お互いの推理を発表しよう」

アブリルはもちろん、怪談学説に基づくオカルト理論での呪殺という見解だった

「君たちは馬鹿だなぁ」
「何ですってぇ」
「特に君、亡霊などいやしない」
「しっかりしたまえ」


アブリルの信じている学説を貶すどころか、アブリルの心配(主に頭の)までしてくれるヴィクトリカ
久城の言うとおり、とても優しい良い子です。

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「じゃあ、久城くんの言うとおりまだ生きてるって言うの?」
「リヴァイアサンはとっくに死んでいる」
「ただ、自分の死を隠しているのだ」
「彼は不死身でも何でもない」
「彼の錬金術もまやかしだ」

「そんなことない」
「リヴァイアサンは錬金術なんだからっ、スゴイんだからっ」


言い合いをするのも面倒だと言わんばかりに、ヴィクトリカはリヴァイアサンがやってみせたバラの色を青くするというトリックを実演して見せる。

「リヴァイアサンは本当にもう死んでいるの?」
「私は彼のトリックをすでにほぼ見抜いている」
「だが、まだ完全ではない」
「再構成するのに必要な最後の一欠片が揃うのを待っているのだよ」

「最後の一欠片?」

おそらく、隠し部屋の場所。
そして、そこに隠されているであろう金とリヴァイアサンの遺体

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「ちょっと用事を思い出したから」
「まて、久城」

時計塔に向かうブライアンを見つけた久城はヴィクトリカ達を置き去りにし、その後を追う。

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「ヴィクトリカさん」
「ごめんね、妖怪なんて言って」

「うーん」

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「ヴィクトリカさんってスゴイね」
「私、もしかして・・・」
「その、馬鹿なのかな?なんて」
「どう思う?」

「確かに、馬鹿だな」
「だが、お前は自由だ」


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「アタシって、こうじゃない」
「久城くん、アナタみたいな娘といつも一緒に居たらアタシの事がおバカな子に見えるんじゃないかしら」
「あのね、要するに・・何が言いたいかっていうと」
「久城くんをとらないで欲しいの」


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「って、うわぁあー」
「やっぱり今のなし、アタシ何も言ってないから」
「よかったぁー、はぁ」


共に久城に捨てられた置いて行かれた女同士、歩み寄ろうとするアブリルと一人で何を話せば良いのか戸惑うヴィクトリカ。
ヴィクトリカに比べて見劣りすると自分を卑下するアブリルに対して、自由が羨ましいと呟くヴィクトリカ。

『隣の芝生は青い』という事でしょうか、互いに相手が羨ましく思うという構図を見事に描写。

そして、アブリルの大胆発言により三角関係勃発か、と思われたがヴィクトリカの姿はすでになくアブリル一人が取り残されていた。

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「俺に何か用か?少年」

時計塔の部屋でブライアンと相対する久城。
ヴィクトリカを求める彼に対して何の関係もない久城が何を言おうとするのか?
と言う事で次回に続く。

GOSICK Zippoライター ヴィクトリカGOSICK Zippoライター ヴィクトリカ
(2011/07/25)
サーファーズパラダイス

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テーマ : アニメ・感想
ジャンル : アニメ・コミック

GOSICK -ゴシック- 第13話 『愚者は己の代弁者を指名する』 感想

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初っ端からアブリルに首を締められまさかの心中EDとなりかけた久城。
実はアブリルと一緒に映画を観に来たが途中居眠りをしてしまい、映画に恐怖するアブリルによって居眠りどころか永眠させられそうになったのだ。>Q.E.D 証明終了。

「行住坐臥戦い(エロ方面で)と言わねばならぬ格闘家(エロ方面で)が」
「あろうことか武闘場(デート)に入ってから油断をする」


なんてこった、アブリルとのイチャイチャデートを期待していたというのに、「ごらんの有様だよ」
久城の敗北(居眠り)に、色々と夢を見ていた全国一億のアブリルファンが涙した。

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「でも、黒き塔に潜む仮面の怪人」
「似た話をどこかで聞いたような気がするのよね」
「あの時計塔も、どこかで見たような」


「えへへっ」

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「あはっ」

「ふふっ」

空き地で歌を歌いながら遊んでいる子供を見ながら、微笑ましい光景に笑いあう二人。

「結婚式は洋式で!」
「子供は望むなら何人でも!!」


もう、「早く結婚しろよ」と全世界10億人のアブリルファンがそう願ったに違いないシーン。

きっとアイコンタクトで「あんな元気な子供が欲しいね」といったやり取りが二人の間にあったに違いない。

しかし、この子供達は今回の事件に関係してくるのでしょうね。
そうでなければ、ただでさえ時間のない中アブリルの登場時間を削ってまで登場させるはずがない。

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「今日で夏休みも終わりかー」
「あっ、そう言えばアブリル」


「ん?」

「夏休み最後の日までお婆さんの所に居るって行ってなかったっけ?」

「えっ」

「どうして予定より早く帰ってきたの?」

「どうしてって」

「決まってるじゃない」
「私が居ない間に、ヴィクトリカさんと・・・」
「そんなのって」


ヴィクトリカとの逢瀬を邪魔するために関係が気になって早めに帰って来たアブリル。

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「えっ、何?」

「べっ、別に」
「何となくね」


「そう、僕用事があるから急ぎたいんだけど」

「図書館に行くの?」

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「えっ?」

「あっ、な、何でもない」

未だに自分の好意に気付かない久城の鈍感さに嘆きながらも、だからといって直接的に表現できない純情なアブリル。
久城が急ぐ理由がおそらく図書館に行くからであろう事を女の勘で察知するも止める事は出来ず、だからといってヴィクトリカの所に行ってしまうのは悲しい。
結果、とりあえず自分と一緒にいる時間を少しでも長く取る方向での作戦を考えつき強引に久城の腕を引っ張っりとある場所へと連れてゆく。

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「あれ見て」

「ん、あーっ」

アブリルが指差す先には映画で見たのとそっくりな時計塔が建っていた。

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「入れないみたいだね、じゃあ僕・・・」

「あっ、ダメー」

時計塔に強引に久城を引っ張っていくアブリルだが、時計塔の入り口は固く閉ざされていた。
このまま扉が開かなければ久城が帰ってしまうと思ったアブリルは、渾身の回し蹴りでドアを蹴破る。

人の恋路を邪魔するドアはアブリルに蹴られて空いてしまうんだ。
鍵とか必要ないんだ。>愛の力は偉大です。

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「本当にいいのかなー?」

「久城くんったら、アタシが帰ってきたのに毎日毎日図書館に通って・・・」
「ヴィクトリカさんってそんなに可愛いのかなー」


「アタシだって多分・・・」

「ん?何か言った?」

「あはっ、いや、冒険冒険っ」

「鏡に映っている私って、心の目で美化した私?」
「実は久城くんの目にはすっごく地味に映ってたりして」
「嫌ー、そんなのって」


時計塔の中に二人っきりという好条件の中、久城はどうして自分を押し倒さないのか?>えー
もしかすると自分の容姿がヴィクトリカに劣っているせいで、久城はヴィクトリカに夢中なのではないかと悶々と悩むアブリル。

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「大丈夫」

「ゴメン」

「やっぱりもう帰ろうよ、僕・・・」

「まだダメー」

急にめまいがし、階段から落ちるアブリル。
久城も同様に目眩がすることから、建物が微妙に歪んでいるとか傾いているんでしょう。>空の境界で予習済みだっ。

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「思い出した」
「錬金術師リヴァイアサン」
「そっか、学校の怪談だったんだ」


「錬金術師リヴァイアサン?」

「知っているのか雷電」

時計の振り子と部屋を見て映画のモデルとなった話が学園に伝わる物だと思い出すアブリル。

古今東西の怪談を知り尽くしている事が仇となり、ただの解説役として扱われるとは。
くそぅスタッフめ。>えー

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「なるほど、その怪談を知っている人があの映画を作ったって事だね」

「えー、それじゃあつまんない」

「真実とは得てしてそういう物だよ」

最近、身近で殺人や殺人や殺人や誘拐に巻き込まれて少々の怪談では驚かなくなってきた久城。
アブリル懇親の演技にも動じず涼しげに受け流してしまう。

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「久城くん、あの音」

「ブゥゥウウ」

「きゃぁあ」

「もう嫌~」
「何も見えないから、今のうちに消えてー」


「セシル先生?」

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「久城くぅーん」
「図書館に言っちゃったんだ、はぁ」


時計塔を追い出されたものの、新たな学園の怪談に好奇心が刺激されるアブリル。
しかし、久城はそんな彼女に何も言わずに勝手に立ち去ってしまう。

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「ちぇ、デートのつもりだったのに」
「だって、映画に誘うってそういう事でしょ」
「一番可愛く見える服来て、オシャレして、張り切って来たのに」
「隣で、グーグー眠ってるんだもん」
「久城くんの、バァカァー」


いや、眠ってる間にキスをするというのも一つの手だと思いますがさすが清純可憐なアブリルさん
そういう姑息な手段には出ません。

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「君、映画に行ったのかね」
「誰かに誘われて」


「えっ、どうして分かるの?」

「胸元に映画の半券が覗いている」
「タイトルからして君の好みとも思えん」


「そうなんだ、アブリルに誘われてね」

「そうか、行ったのか」

時計塔にあった錬金術師の部屋が実在していた事をヴィクトリカに報告しに来た久城。
しかし、その久城の胸元に映画のチケットを見つけたヴィクトリカは、またあの泥棒猫(=アブリル)とイチャイチャして挙句の果てにキャッキャウフフとデート(映画)を楽しんだのね。
と、全てお見通しでお怒りの御様子。
久城が来るのが遅いと待ちくたびれていた事と、リヴァイアサンの本の挑戦状のせいで余計に怒り心頭だったんでしょうね。

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「でね、急にクラクラしたり変な気分になったんだ」

それはアブリルの魅力のせいでクラクラして変な気分(発情)になったに違いないんですが、塔での出来事などをヴィクトリカに報告をする久城。

「リヴァイアサンはまだ生きている、なんて噂もあるみたいだけど本当かな」
「錬金術師とは物質を別の物質に変える術を研究するものの事だ」

「だが、錬金術など所詮詐欺のような物」
「錬金術師を語る者も、信じて騒ぐ者もバカだ」
「大バカ者だ」


錬金術など存在しない、と一蹴するヴィクトリカさん。

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「昨日はずっと同級生と一緒でしたし」

食堂で寮母から、昨日一緒にいた赤毛の男は誰なのか?と尋ねられ

男と一緒にいるはずないじゃないですか
昨日はずっと同級生(アブリル、ヴィクトリカ)の女の子と一緒でしたよ、と堕落した自分の日常を告白した久城。

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「僕以外の東洋人。」

その寮母の言った自分とは別の東洋人の存在が気にかかりながら昨日の時計塔に通りがかると、そこには件の東洋人が。
時計塔に入った男の後をつけると、二階の奥の部屋で今にも死にそうな状態で昏倒している男を発見する。
その指は紫色に変色し、おそらく経皮性の毒物か毒針のような仕掛けが部屋に隠されていたのでしょう。

「錬金術師、リヴァィアサン」

死に際に錬金術師の名前を口に出して死んでいく男。
死体をそのままにしておく訳にもいかず、いつものようにドリルを召喚する久城。

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「おはよう、久城くん」

程なくして現れたグレヴィールだったが、その髪型はサラサラヘアーだった。

「髪型、変えたんですか?」
「すごくまともに見えます」


「朝早かったからセットが間に合わなかったのだ」

朝起きて、寝癖のサラサラヘアーをドリルに調髪する暇がなかったからそのまま来たそうです。
普通にサラサラしている事を久城に弄られて照れるあたり、ヴィクトリカと同じくツンデレの才能があるらしい。
きっと父親がツンデレでその素養が遺伝したんでしょうね

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「ヴィクトリカー」

時計塔での殺人事件をヴィクトリカに伝えに来た久城だったが、いつものように床を転がりながら久城の膝にキックを入れてくる。

この体勢はまさか、伝説の『猪木アリ状態』
半世紀以上も早くこの格闘スタイルを構築していたとは、恐るべき頭脳。

「一件どうにでもなりそうなこの型・・・」
「実はなかなかどうして厄介もの・・・」


久城はヴィクトリカにこの戦法を使わせるほどの強敵だというのか
と、格闘技ファンが唸ったとか唸らなかったとか。

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「警部まだかな、いつもならすぐ来るのに」

いつもならドラ○も~んヴィクトリカに助けを求めにくるのび太グレヴィールが、今回に限ってやって来ない。
その間に事件の概要を聞いたヴィクトリカはこの事件が錬金術師リヴァイアサンと関連している事を確信し、昨日の本に書いてあった挑戦に対してそれを受ける事を決意する。

「久城、私は彼の挑戦を受ける」
「リヴァイアサンの謎を解き、奴めの殺人を止めてみせる」


20年以上も前に死んだと言われるリヴァイアサンが一体どうやって殺人を行ったというのか?
まぁ、今回の殺人は仕掛けられた物だから可能ではあります。

ですが、その為には彼の事を知り、彼を探しに来る人間が居なければそれは不可能です。
そこで、ヴィクトリカが見つけた本のような挑戦状、若しくは彼が残した研究など20年以上経っても彼を捜すように仕向けているのでしょう。

その為に、リヴァイアサンの死とその正体、そして錬金術がペテンである事を白日のもとに晒す。
それが今回のヴィクトリカの真意(事件を解決する)なのでしょうか。

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「君は階段を使いたまえ」

「一緒に降りる時くらいいいじゃないか」

「私は、君が私の為にゼーゼーハーハー苦しみ、腿をだるーくしながらエッチラオッチラ階段を昇り降りする姿が・・・」
「だーい好きなのだよ」


前回、久城が成長していると褒めていたヴィクトリカさん。
そりゃあ、これだけドM調教されれば『床にこぼれた紅茶を舐めるように成長』するでしょうよ。

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「これヴィクトリカが読んでた」
「わっ、なにコレ」


一人最上階に残された久城は従順に最下階まで降りようと思ったが、床に残されていた本を見つける。
それはヴィクトリカが昨日見つけたリヴァイアサンの挑戦が書かれた本。
その本を勝手に読む久城、もし思春期のヴィクトリカさんが卑猥な本に興味を持っていたらどうする気なんだ。

本を読み、ヴィクトリカの怒りっぷりに合点がいった久城。

「1899年冬、世紀末の最後の年を迎えようとするこの冬・・・」

そして、リヴァイアサンの本を読み彼の素性を詳しく知る事になる久城。

旅人としてこの国にやって来たリヴァイアサンはこの国に住み着きその錬金術によって王妃に気に入られ、政治のアドバザー的立場に収まったがそれは長く続かなかった。
そのリヴァイアサンの台頭ぶりに猜疑心を持った国王により暗殺を企てられる。

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「ただ、無垢な魂を」
「イアンを、殺害した事」


やはり自分でも錬金術が詐欺であった事を吐露するように語り、最後に何故かイアンを殺害した事。
ただ、それだけについて後悔と自責の念を抱いていた。

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「未来の汝よ、汝は男か女か?大人か子供か?」
「構わぬ。我の謎は見破れないからだ」
「我を救え」
「罪の重さに我は耐えられぬ」
「もし我が死ぬ時が来ればイアンが死んだ時計塔を永久に彷徨うことだろう」


自分の罪に耐えられないリヴァイアサンは救いを求めるかのように、自分の死後にこの本を呼んだ人物に訴えかける。
自分はずっと時計塔に居る・・・と。

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その言葉に導かれるように時計塔へやって来たヴィクトリカ。
その背後から謎の人物が近づき、ヴィクトリカの手をつかむ。

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「君の目的は?」

「フッ・・・」
「怪物を探しにね・・・、『モンストル・シャルマン』を」


ウォンの殺害事件について事情聴取を行っていたグレヴィール。
すぐにドラ・・・ヴィクトリカに泣きつかずに、証拠を集めてから真相を聞きに行こうという考えですね
グレヴィールも成長したものです。
まるで未来に帰るドラえもんの為にジャイアンと喧嘩するのび太のようです。
でも、無理なんだよな

といった、ところで次回に続く。

次回は予告の内容から察するにアブリルとの三角関係が本格化するようです。
事件よりもそっちが楽しみです。

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追伸
新EDにコルデリアさんが登場していましたね。
予想の合法ロリと違って、若干大人っぽい色気がありました。
これはこれでアリです

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GOSICK -ゴシック- 第12話 『夏の午後に蝉の声を聞く』 感想

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「あっ、居た居た」
「久城くぅーん」
「地中海に行かない」

「えっ、地中海ってあの地中海?」

突然2ヶ月の休暇を祖母の別荘で一緒に過ごさないか、と頬を赤く染めながら久城を誘うアブリル。
さすが一級フラグ建築士久城、視聴者の見ていない所でアブリルフラグを着実に建てていたんですね

日本に帰るわけでもなく、友達も居ない久城は普通ならその誘いを断る理由はなかった。
しかし、久城の頭にふとヴィクトリカの事が頭をよぎる。
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「愚かな奴らだ、この最中わざわざ、いそいそ、のこのこと」
「その中でも愚の骨頂大賞を受賞するのは久城だな」
「まったくわかりやすい奴なのだ」
「事件も土産もなしに、しかも嬉しそうにやって来て」
「知恵の泉など使わなくとも用件は丸分かり」


わざわざアブリルとのキャッキャウフフな避暑地旅行のお許しを貰いに来た久城にいきなり辛く当たるヴィクトリカ。
またあの泥棒猫(=アブリル)とイチャイチャして、挙句の果てに夏休みのアバンチュールを楽しむ気なんでしょうと全てお見通しでお怒りの御様子。>服装が厚い黒地のゴシックドレスから明るく薄い布地の軽めのドレスにコスチュームチェンジしていましたね。

「ここに・・・、ここに・・・」
「私の隣に居れば」

ヴィクトリカの寂しさに気づかずに行ってしまった久城に対する言葉が、誰も居ない部屋で寂しく呟かれる。

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「急いで、急いで」
「ちょっと待ってアブリル」
「ママァー」

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アブリルに呼ばれ、列車に乗ろうと急ぐ久城の目には母親に駆け寄る小さな少女の姿が映る。

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「久城君、早くっ」
「ごめん、僕やっぱり行けないや」
「ええぇっ、どうしてぇ?」
「学園にはヴィクトリカが居るんだ」
「みんな避暑に行っちゃって寂しいと思う。」
「だから、ゴメン」


小さな少女の姿を見て一人学園に残るヴィクトリカの事を思いやり、学園に残ると言い出す久城。
だから小さな少女を見てあんなに優しい笑顔だったんですね。
小さな少女を暖かく視姦していたわけではなかったんです

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「うぅん、そっか」
「仕方ないね、友達思いなんだね久城君」
「うん分かった」

「本当にゴメンね」
「いいの。お土産買って来るわ。ヴィクトリカ君の分も」
「久城くんとお揃いの麻のシャツとかどうかしら?」

「シャツ?どうだろう?」
「いつもフリルがわんさか付いてるやたら難解な服を着てるから」

「へぇ~、男の子なのに奇抜なセンスの持ち主なのね~」
「あっ、女の子だよ」
「えっ?」
「お、女・・・?」
「えぇぇぇぇぇぇぇ~」


突然約束を反故にし学園に残ると言い出した久城を快く許すアブリル。
きっと勝負下着も荷物に入れて準備万端だったはずなのに聖母のような慈悲深さです。

しかし、それは残る理由のヴィクトリカが男子だと思っていたからでした

友情のために土壇場で約束を反故にするのは、まぁ友達思いだから許そうじゃなイカ。
しかし、その友達が男ではなく女子だったとしたなら・・・。
それはただの友情なのか?

そこが問題のアブリルは久城に事実を確認したいはずなのだが、走り出した列車は止まらずアブリルの咆哮が木霊していた。

GOSICK -ゴシック- 第12話『夏の午後に蝉の声を聞く』〈完〉


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「日差しが、文字が頭にさっぱり入って来ないぞ。」

本編終了後、学園に残る(出られない)ヴィクトリカは本を読みながらエアロビの真似事やウェイトトレーニングに勤しんでいた。
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「何してるの?ヴィクトリカ」「くっ、久城」
「きっ、君っ、出かけたのではないのか?」


アブリルを放り出し学園に舞い戻ってきた久城は日傘をかざしながらヴィクトリカに話しかける。

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「これは、宝石か?」
「飴だよ」
「細工がしてあるんだ」


日本からいつものお菓子が届いており、それをヴィクトリカに手渡す久城。
その御菓子に、こちらも毎度の事ながら見た事のないオリエンタルな菓子にひどく驚くヴィクトリカ。

そして、お菓子と一緒に届いていた手紙には以前にヴィクトリカが次兄に出した問題の解答が添付されていた。

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「えっと、こんなの簡単でちゅよー」
「三分で解けまちたよー、とその小さな女の子に伝えてくれたまえ」
「だって」


手紙から察するに、久城の前評判とは裏腹に次兄の頭はかなり残念な事になっているようですね

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「おかしいな」
「次兄もこないだ着物を送ってくれた姉も、君の事を小さな子供だと勘違いしてるみたいなんだ」
「まっ、確かに君は子供っぽい人だけどね」


ああ、次兄の頭がちょっと残念なのではなく、久城が『年齢が低い小さな子』ではなく『背の小さな子』という説明をきちんと手紙に書いていない事が原因の勘違いらしいですね。

という事で、久城は実家では『(年齢が)小さな女の子』と仲良くしているのだと思われているようです

いや、悠長に構えていないで早く誤解を解きなさい。

実家ではきっと外国に居るからではなく、違う意味で心配しているに違いない。>えー

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「いいのよ一也さん、お父様やお兄様みたいにならないで」
「毛むくじゃらだし、無意味に食事を食べちらかしたり、顔も無意味に菱形だし、一也さんがあんな風になるなんてぞっとしますわ」
「ねぇ、お母様」


父親から男らしさを求められ、兄と比べられ、不満と劣等感を抱いていた久城。
それをやさしく庇ってくれる姉と母。

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「一也さんはどんなときも優しいから、それは強くなければ出来ない事」
「一也さんはとても男らしいわ」

「僕の記憶の夏」
「母さんがいつも庇ってくれていた」
「なのに、僕は・・・」
「ソヴュールに」
「僕は、全ての事から逃げるように・・・ソヴュールに」


過保護の母と極度のブラコン姉フラグをへし折り外国へ。
そして、ロリ道に目覚めてしまったと。>えー
そりゃあ、そんな夢を見たら色々と後悔してうなされますわ。

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「大体分かったよヴィクトリカ」
「君、木から降りられなくなっちゃったんだね?だろ」
「降ろしてあげようか」

「ふん(プィッ)」
「だったら一緒にたべようよ」
「今はいい、そこに置いておけ」
「僕の分は?」
「おーいーてーいーけ」

寮母さんから貰ったケーキを持ってきた久城。
持ってきたまではよかったのだが、木から降りれなくなった事実を指摘してしまいヴィクトリカの逆鱗に触れてしまう。

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「あら、おいしそうなケーキ」
「誰のかしら?」
「おーい、ケーキの持ち主さーん」
「いますかー?」


久城が素直にケーキを置いて立ち去った後、偶然通りかかったセシル先生。
ケーキが放置されている事に気付き、持ち主を探すも木の上のヴィクトリカは恥ずかしさ故に名乗り出ず。

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「もったいないから食べちゃおー」

拾い物を警察に届けず、一人で勝手に食べてしまう反面教師。>占有離脱物横領ですね。

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「ほら、受け止めるから跳んで」
「む、無理だ」
「いいから早く跳んで」

部屋に居た久城は雨が降り出した事に気付き、もしやヴィクトリカはまだ木から降りられないままなのでは?
不安になり見に来ると、案の定木の上には未だに降りられずにいるヴィクトリカが居た。

もう、放置プレイだとか御仕置きだとかエロい悠長な事は言っていられない。
雨の中放ってはおいてまた風邪をひいてはいけない、と強い口調で飛び降りるように促す久城。

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「足から跳んでくるの?」
「普通、こういうのって・・・」

「知らん」

久城の考えではヴィクトリカが飛び降りて抱きついてくる予定だったらしい。
しかし、さすがヴィクトリカは見事に一級フラグ建築士久城の裏をかきドロップキックで鉄槌を下す。

下から見たスカートの中身はどうだったのか?
そこには触れていませんが多分いつものように多重装甲でガードされていたんでしょう。

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「ヴィクトリカ、どうしたの?」
「それお茶?」
「ウソ、君お茶なんて淹れられるの?」

「話しかけるな、気が散る」
「信じられない、靴紐さえ自分で解けないのに」
「ヴィクトリカがお茶」


『あ、ありのまま今起こった事を話すぜ』と自分の理解を超えた事実に困惑を隠しきれない久城。
というか、ヴィクトリカもそんなリハビリ患者みたいな生活を送っていたのか。>きっと貴族の子女は皆そんなもの。

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「もしかして君、僕の為にお茶を?」
「久城ぉお~」
「跪け」
「拭く事は許さない」
「這い蹲って全てを吸引し、飲み干せ」


紅茶を淹れたはいいが、それを床にこぼしてしまい尚且つ久城に図星を言い当てられてしまったヴィクトリカは激昂し久城にとんでもない命令を下す。

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「三秒以内に解かないとお尻ペンペンでちゅよ~、だって」

床にこぼれた紅茶をすすり、ゆったりとくつろぐ久城。>えー
その久城がヴィクトリカ宛ての次兄からの新たな挑戦状を読み上げる。

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「ほう、無謀な男だ」
「受けてやろう、読んでみろ」


日本からの届いた次兄からヴィクトリカへの挑戦状。
その挑発に簡単に乗ってしまうヴィクトリカも大人気ないですが、久城次兄も大人気ないというかやっぱり残念な方向に頭脳が優れているようですね。

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「えーと、太郎冠者と次郎冠者と三郎冠者が山に行った」
「待て、待て待て」
「その名前は一体何だ?」


次兄からの問題はヴィクトリカにとって意味不明の名前が列挙されている問題だった。
日本独自の文化や風習を知らないヴィクトリカにとって、まず日本文化を理解しないと意味が分からないような問題ではハンデがあり過ぎると考えた久城は自分なりに簡単に言い換えて話す事にする。

「えぇっと、ジャンとフィルとピエールが山に行った」
「三人は三本の丸太を一度に持って山を降りるようにと殿、いやいや伯爵に命じられていた」
「しかし、一人で一本ずつ持とうとすると長くて無理」


要するに、三人が一人では持てない丸太を三本どうやって山から持って下りたのか?という問題。
ヒントには『三人で一人二本ずつ持って下りて来い』とある。

懸命な視聴者ならすぐにお分かりでしょうが、我等がヴィクトリカもすぐに分かってくれました。

答えはフィルが『タオパイパイ』で、二本の丸太を蹴り飛ばして三本目に自分たちが乗って帰ってきた。
という事ではなく・・・。

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「解けた、解けたぞ」
「一瞬だ、一秒弱だ」
「私の知恵の泉に不可能は無い」


三角関係三角形を指で作り、得意気になるヴィクトリカ。
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「三角形の形に丸太を置くのだ」
「そして、その角にジャンとフィルとピエールが立つ」
「それぞれが右手と左手に一本ずつ丸太持って持ち上げる」
「すると三人で一人二本ずつ丸太を持つことになる」


その歩きにくい持ち方でどの方向に進みながら帰ってきたのか聞きたい所ですが、ただの頓智ですので現実的に考えるのはナンセンスですね。>多分、太郎冠者が前を向き、後ろ出に丸太を持ったんだよ。

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「君の次兄が出した問題など、私は一秒で解ける」
「うん、君はすごいよ本当に」
「だが、認めたくはないが君は私より高く木に登れる」

突然話題を変え久城の木に登る技術を褒めるヴィクトリカ。
しかし、ここでも自分の事を兄と比べ卑下する久城。

日本でずっと兄たちと比べられ、『帝国軍人の三男として』生きる事を半ば強制されてきた久城。
そして自分の不甲斐なさに常々劣等感を感じていた。

しかし、自分では気付いていなかったかもしれないが最近はその口癖だった『帝国軍人の三男として』という生き方に拘らないようになって来ていた久城。

「その口癖はなかなかに不快だったのでね」
「近頃それを言わなくなったのは褒めてやれる」


『父親のいいなりになる人生』
それはヴィクトリカにとっても共感があり、それ故にずっと久城の口癖を不快に思っていたヴィクトリカ。

その久城が最近はそれに拘らず、自分の意思で生きるようになって来た。
誰かから求められるのではなく、自分の意思で選択する。

きっと、「そんなに自分を卑下せずに、自信を持ってもいいのだよ」という久城の精神的な成長や変化を認めたヴィクトリカなりの励ましの言葉だったのでしょうね。
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「久城、雨が上がったぞ」

雨が上がり雨宿りをしに来ていた久城はヴィクトリカの家から追い出されてしまう。
「ヴィクトリカと二人っきり」という好条件を生かして『濡れ鼠状態』から『濡れ場』へという飢えたオオカミ久城の見え透いた下心を見透かしたんですね、さすがヴィクトリカ。

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「明日は町に出てお菓子を買ってこよう」
「ヴィクトリカの好きなマカロンを」
「そして、ソヴュールの夏を」
「蝉の声のしないソヴュールの夏を、ヴィクトリカと二人で」


ヴィクトリカの励ましに感謝をし、日本にいた時とは違う夏(以前とは違う自分)を感じながら、これからもヴィクトリカと一緒に過ごそうと誓う久城。

一人きりで寂しい少女を想い、夏のアバンチュールを捨てるというもったいない事をした少年。
自分とは違い本当は強い少年に、自分の事に自信を持つように促す少女。


互いが互いに思いやり、支えあい、必要とし、成長していく。
そんな二人の関係や成長を再認識する、物語の折り返し地点として重要な物語でしたね。

だが、アブリルの扱いが酷かった。
久しぶりの出番だと思いきや即退場。
しかも、アブリルからの手紙とか避暑地での怪事件すら無しですか?>小説版・コミック参照

いくらヴィクトリカの可愛いシーンをいっぱい詰め込もうとも、もっとアブリルのラブコメ演出があってしかるべきでしょうに。

もう、スタッフは鬼ですね。

まぁ、次回もアブリルの出番があるからとりあえず許してあげよう。
せめて出演時間が長いことを祈って。

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GOSICK -ゴシック- 第11話 『そのドリルは雄弁に愛を語る』 感想

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「最近、頻りと野をうろついているそうだな、灰色狼は」
「ふっ、不徳の致す所です父上」
「ですが、私は我らブロワ公爵家の名誉を守ろうと」

「汝らは地の塩なり。塩もし効力を失なわば、何をもてか之に塩すべき」
「妹から目を離すな。それ以上の働きはお前に望んではおらん」


新約聖書「マタイの福音書」の一説を引用しグレヴィールを戒め、グレヴィールの弁解に耳を貸さず一方的に電話を切ってしまったブロワ公爵。>マタイと聞くと『スパイラルマタイ』を最初に思い出してしまう世代です。
『地の塩』=腐敗をさせない存在、ここでは公爵家の反映をもたらす存在という意味で使われているのでしょうか。

ブロワ公爵にとっては公爵家の繁栄の為の『地の塩』=『子供』であり、その役目はグレヴィールでは役不足であった。
だからこそ、その為にはヴィクトリカを束縛し利用し続ける必要があった。

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「所詮張子の虎の名声か・・・」

自らの存在の無能さを父親からダメ出しされたグレヴィールも妹なくして自らの名声が無い事を痛感するのであった。
そりゃあこれだけ父親からも馬鹿者扱いされれば『兄より優れた妹なぞ存在しねえ』とヴィクトリカを好きになれないグレヴィールさんの心中お察しいたします

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「おーい、乗りまーす」
「ちょっ」
「奥様ー」


聖マルグリッド学園の図書館に蔵書を寄贈にやって来たジャクリーン。
前回に引き続き、かなり高いテンションで侍女を振り回す。
そのおかげで侍女は通行人とぶつかってしまいその拍子に持っていた鞄を落とし、あろう事かその鞄を取り違えたしまった。

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「そっかぁ、ここの生徒さんだったのねー」
「Merci Beaucoupー」


「久城君、お知り合いなの?」

鞄を取り違えてしまった事に気付かぬまま学園へとやって来たジャクリーンと、運悪くその案内役を仰せ付かってしまう久城。

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ジャクリーンがグレヴィールの懸想している相手だと知ってしまった久城は、グレヴィールが『ドリルバロン』になってしまった理由、そして昨今の名警部ぶりの真実をジャクリーンに知られてはいけないと思った矢先・・・。
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「ああぁーん、もう我慢できない」
「ちょとだけ」

「ちょっ、奥様」
「まずい上には」

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「何だ?」
「あの騒々しい飢えたダチョウの如き女は


久城が必隠そうと思っている事件解決の真の名探偵が居る図書館塔の最上階。
そこを見物しようと脱兎の如く駆け上がっていくジャクリーン。

必死に止めようとする久城だったが、今まで久城がちゃんと制止できた女性キャラが居ただろうか?いや、ない。
という事で、人の言葉をキチンと聞かないジャクリーンが久城の中途半端な秀才さから生まれる言葉で思い留まるわけは無く。
程なくして最上階へと到着するジャクリーン。

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「まぁ、等身大のビスク・ドール」

ビスク・ドールのふりをしてやり過ごそう(驚かせよう)とするヴィクトリカだったが、偽アブリルの時とは違い(小説・コミック版)体温によって見破られてしまう。

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「きゃぁ」

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「痛い」

驚いたジャクリーンによって放り投げられ、頭をぶつけてしまういたいけなヴィクトリカ。

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「その紋章は」

ジャクリーンたちが鞄を取り違えた事に気付いたグレヴィールは親切に学園まで本を届けに行く事にする。
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「ヴィクトリカ、怒ってる?」
「別に」
キュウべぇキュウちゃん」

一方のジャクリーンたちも鞄の取り違えに気付いたが、しょうがないものと諦めていた。
そしてヴィクトリカの栗鼠のような姿を見て昔飼っていたマラソン金メダリスト栗鼠の話、そしてその栗鼠が死んだ頃に巻き込まれた事件について語りだす。
聞いてもいないのに事件について勝手に話し出すあたり、やっぱりグレヴィールと同類だなと思います。

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獣医が殺された事件が起き、そのダイイングメッセージと寡婦の腕に現れた文章からジャクリーンが犯人だと疑われた。
しかし、その後真犯人が自首したおかげでジャクリーンの嫌疑は晴れた。

そして、真犯人とトリックという肝心の部分を話さずに帰ってしまうジャクリーン。
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「でさぁ、ヴィクトリカ」
「真犯人か?」
「そんなもの、混沌と呼ぶまでも無い」


真犯人が気になった久城はヴィクトリカに真犯人を確かめる。
賢明な視聴者諸君ならもうお分かりでしょうが、ジャクリーンが犯人で無い以上は消去法から腕にジャクリーンが犯人だという文字を浮き上がらせた妻の『ポーラ』が犯人ですね。(呪いや死者からのメッセージが存在しない事が前提)

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ダイイングメッセージも警察が筆順や文字の跳ねをキチンと見れば『q』ではなく、『p』だと分かったでしょう。

そう考えると、警察がキチンと調べていればヴィクトリカの出番も無く、グレヴィールのドリルも無く、妹を軟禁するだけのもっと良好な兄妹関係があったに違いないのに。>えー

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「全くめでたい女だ。善意と鈍感が手を繋ぐと、一種の悪徳になるという良い見本だ」

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「だがそれもジャクリーヌの良い所だよ」

痘痕も笑窪。
ジャクリーンを扱き下ろすヴィクトリカの言葉に彼女を擁護するグレヴィール。

確かに、彼女の善人さと鈍感さはグレヴィールを苦しめてはいるかもしれませんがそれでも彼は彼女が幸せであれば自分も幸せだと感じている。

彼にとってはそれは別段『悪徳』ではないのでしょう

価値観や立場が違えば見方も違う物。
政治や宗教がそうであるように恋愛も然り、という事ではありませんがそれも事実。

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「その灰色狼の頭脳は確かに優秀極まりないのだろう。」
「私の物などと違ってな」
「だが妹よ、お前には『心』がない」
「覚えているか?」
「あの夜、私はお前にこう言った」


世間の事を全て知ったような口をきく小生意気な妹に説教をする為、久城に席を外すように指示するグレヴィール。

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「事情は分かった」
「だが、私に敢えて解決を依頼しに来た理由は?」
「ジャクリーヌを救いたいからだ」
「彼女を愛しているからだ」

「『愛』?それは?」
「私は生まれてこの方、その様な言葉を聞いた事がない」


ジャクリーヌの無実を晴らす為、ヴィクトリカに頼みにやって来たグレヴィール。
しかし、外界から切り離されて育ったヴィクトリカにはジャクリーヌを救いたいという気持ち、『愛』は理解できなかった。

ヴィクトリカが愛を知らないと理解した時、グレヴィールはあまりの境遇にドン引き驚愕する。

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「で、お前の欲しがった代償がコレだ」
「だがこんな髪型など、どうって事はない」

「っ・・・」
「ジャクリーヌを二度と愛すな」
「本当に私を苦しめたいなら、そう要求すべきだったのだよ」

『人妻もアリ』だと人妻に思いを寄せ続けたり、『寝取られ属性』で逆に大ハッスルなどと馬鹿な事をしてないで全うな社会生活を送れ
ついでに『お人形集め』なんて趣味もキモいんだよ、ペッ。

というぐらいしごく当たり前の忠告をするべきだったのだよ、と自分の変態さを分かりながらも妹に説教をする無能変態ストーカー兄。>えー

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「だが灰色狼のお前は」
「黙れ」
「人間なら誰しも当たり前に思い付くそんな言葉すら」
「黙れっ!」
やはりヴィクトリカの境遇に同情はするものの、辛く当たってしまうグレヴィール。

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「警部」
「行ってやれ、灰色狼がお待ちだぞ」

ヴィクトリカを人間らしく『愛』を知れというグレヴィールなりのメッセージなのか?
父親の期待に応えられない劣等感からから来る物なのか?
まだ分かりませんが、辛く当たってしまった事を反省してかすぐに久城に慰めに行くように告げるグレヴィール。
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「ねぇマリオン、あの人ってすっごく素敵だったのよ」
「はぁ」

なに言ってんだこの女

そんな面食らった表情でジャクリーンの思い出話を聞く侍女『マリオン』。

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昔のジャクリーヌは真っ黒に日焼けをしてヒョロリとしていて綺麗ではなかった事。
そして、グレヴィールとほんの時どき一言二言程度の会話をした記憶を大事にしていた事。

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「この年になってようやく分かった。」

異性としてではないかもしれませんが、大人になってから自分にとってグレヴィールが大きな存在である事に気付いたジャクリーヌ。

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「うわー、どうでもいい話だわー」

頬を赤らめながら青春の思い出を語るジャクリーヌに対して、悟りきった表情のマリオンの対比がマリオンの中でのグレヴィールの存在のどうでもよさを物語っていますね。>えー

告白して上手く行く恋愛あれば、『葉隠れ』よろしく忍ぶ恋もまた素晴らしい。
という事で、ドリルとジャクリーヌの大人の恋愛講座<完>

昨今の肉欲中心の恋愛アニメの中で、たまにはこういう超プラトニックな作品もいいですね。>えー

そして次回は皆さんお待ちかね。

久しぶりのアブリル復活。
「復ッ活ッ!範馬刃牙アブリル復活ッ!アブリル復活ッ!アブリル復活ッ!アブリル復活ッ!アブリル復活ッ!アブリル復活ッ!」

今から待ち遠しいです。

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GOSICK -ゴシック- 第10.5話 『春来たるGOSICKスペシャル -美しき怪物は混沌の先を視る-』 感想

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突然久城のもとに届いた手紙。

「自分達の未来を予測してみろ」・・・製作スタッフより

その手紙に書いてあったのは未来を予測しろというお題。
そう、今回の総集編のテーマはこれからの展開を予想する事。
「僕ら二人の出会いから、今までの事を思い出せばいいんだね」
その為にこれまでの事を回想するという趣向なのですね。
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という事でヴィクトリカとの出会いからこれまでの事件をダイジェストで振り返るのかと思ったら、事件のダイジェストはなし
ヴィクトリカの可愛いところ膨れっ面その他生態についての説明でAパートを使い切ってくれました。

こう、これから番組を見ようと思ってる人間向けではなく、『ヴィクトリカ可愛いよヴィクトリカ』というファン向けのただひたすらヴィクトリカを愛でる素晴らしい番組構成でした。>えー

Bパートでは中の人達によるスペシャルトーク、そして悠木碧(ヴィクトリカ役)と原作者『桜庭一樹』先生とによる対談

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江口卓也(久城役)が進行役をつとめ、女性陣(悠木碧・鹿野優以・下屋則子)が予め用意されている『テーマ』と『単語』の書かれたクジを引き、そのお題に従ったトークを制限時間内にするという内容。

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そして、悠木さんと桜庭一樹先生との対談では冒頭からの目的であった今後のGOSICK -ゴシック-の展開についてが語られました。

・ずっと孤独であったヴィクトリカと普通の男の子であった久城。二人は互いにの関わりを通して成長し、久城が一人前の男になり(ヴィクトリカと?)ハッピーエンドになるらしい。
原作ではアブリルの嫉妬シーンやラブコメがあるのにテレビではないんで、アブリルエンディングはもう有り得ないんでしょうか?残念です。
・今後の展開は『次の嵐』がやって来て、それを乗り越えるとの事。>言ってしまうとネタバレするので慎重な回答ですね。
・原作とアニメは同じストーリーで進んでおり、同じ頃に完結編発売・テレビ版ラストシーンへ同時に滑り込む形になる。>ARIA同様、原作が完結したすぐ後にテレビでも最終回を迎えるんでしょうね

http://journal.mycom.co.jp/news/2011/04/08/053/index.html



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ちなみに、桜庭先生は発売される『GOSICK -ゴシック- Ⅶ(第7巻)』の初版印税を義援金として日本赤十字社に寄付すると発表されています。
アニメが放送中という事もあり相当数の販売が見込めるでしょうが、個人としても周囲の人に購買を呼びかけたり複数購入といった活動を行ってこの活動を支援しようと思います。
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(2011/03/25)
桜庭 一樹

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そして、新章突入
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「我は錬金術師である」
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「神秘の力によって無から有を作り出す事に成功したのである」
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「未来の汝よ、汝は男か女か?大人か子供か?」
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「構わぬ。我の謎は見破れないからだ」
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「汝、悔しいかね?」
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「我は『愚者』なり」
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「汝、『愚者』の代弁者となりて我が秘密を暴け」

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「久城、私は彼の挑戦を受ける」
「リヴァイアサンの謎を解き、奴めの殺人を止めてみせる」

「久城君、我が妹がこの件に手を出そうとしているのなら君に止めて欲しい」
「どんな危険が潜んでいるか分からん」


後ろを振り返り、驚愕するヴィクトリカの視線の先にはドリル頭髪を引退したグレヴィールさんが・・・なんてオチだったらどうしよう。
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「君の目的は?」
それよりもグレヴィールさん、御髪が乱れてサラサラヘアーになっておりますよ。>えー
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「フッ・・・」
「怪物を探しにね・・・、『モンストル・シャルマン』を」


新章の映像が本放送に先駆け、先行放映。

錬金術師を名乗る謎の存在。
ブライアン・ロスコーが何故『美しき怪物(=ヴィクトリカ)』を探しているのか。

もう謎ばかりでどんな展開になるのか、まったく予想がつきませんね。

たぶん、どうしてグレヴィールがドリル頭髪をやめたのか?
これが全ての答えになる事でしょう。>えー

今後の展開とまだ見ぬ最終回へ、否が応にも期待が高まります。


*総集編なのでアイキャッチもありました
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久城とヴィクトリカの中の人による宣伝がありましたが、悠木さんの身長ってかなりアレリアルヴィクトリカと言っても過言ではない感じが致しました。>悠木さんゴメンナサイ
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OP曲を歌われるyoshiki*lisaさん。
世間の風当たりに負けず、これからも頑張ってください。>ただ、初音ミクとのコラボは残念さを隠し切れない仕上がりでした。

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『GOSICK -ゴシック-』 第10話感想

前回、現在で言うところの百貨店『ジャンタン』で間違えて入ってしまった倉庫で少女を見つけた久城。
しかし、グレヴィールを連れて戻った時には少女の姿は消えてしまっていた。
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そこで助けを求めるためヴィクトリカに電話をしている最中、突然誰かによって攫われてしまう久城。

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「君は」
「私。私、『アナスタシア』」
「ロシア人なの?」
「うん」
久城を連れ去ったのは、ジャンタンの地下で出会った少女『アナスタシア』。
彼女はあの後ジャンタンから抜け出し、馬車で逃げる途中に久城を見つけて連れ込んだのだった。

一目で気に入られたのか、この色男め。>え-

馬車という密室自分から誘い入れるなんて、連れ込む手間が省けたぜとオオカミな久城は大ハッスル・・・。
と思いきや、彼女は膝を抱えてずっと何かに怯えていた。
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「悪魔、悪魔が来る」
「お、落ち着いて」
「生贄、私達」
ロシアからの移民らしく意思の疎通が難しい上、酷く衰弱し精神的にも不安定な状態であったがジャンタンで起きた事を久城に必死に訴えかけてくる。
ジャンタンで多くの子供が監禁され、ジャンタンには悪魔が居て少女を生贄にして儀式を行っている・・・と。

彼女の事情を汲み取り、どうしたら良いのか考えた久城は警察に二人の証人を連れて行くことにする。
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一人は精神的に疲弊し、分けも分からずどこかへ逃げる途中だった少女。
一人はジャンタンの前にいたストリートチルドレン。

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「やむを得ん、君アレに電話を」
この二人の証言から、やはりジャンタンが怪しいと疑いを強くする警察。
そこで、グレヴィールはヴィクトリカに電話をするように久城に指示する。
「はぁ、ヴィクトリカですか?」
「警部、僕に頼る前にたまには自分で・・・」

「嫌だ」
それを渋り、自分でかける様に言う久城とそれを頑なに拒むグレヴィール。

頭のドリルは過去にヴィクトリカに助力を頼んだからで、好きでしているわけではないと告白するグレヴィール。

なんだ、「兄よりすぐれた妹なぞ存在しねぇ」というプライドからではなく、代償に何を要求されるかが怖かったんですね。>えー
でも、小物っぷりは依然としてジャギクラス。
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そして、ヴィクトリカの助言によってジャンタンが裏で美術品の密売などを行っている組織だと確信した警察はジャンタンに踏み込み隠し部屋を見つけ出す。
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そこでは予想通り美術品と少女達のオークションが執り行われていた。
その現場に警察が踏み込み蜘蛛の子を散らしたように一目散に逃げ出すオークション参加者。
そして、アナスタシアの言っていた少女達は無事に保護される。
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その後、ジャンタンでの事件は一件落着したが、過去に売られてしまった美術品と少女達を探し出す為警察は必死に捜索を続けていた。

きっと売られていった少女達は年齢制限的展開となってしまった事でしょう。
もし、無事に見つかったならばこれまでの分も幸せになって欲しいものです。

いつの時代も上流階級から好事家と好色家は居なくならないもので、傲慢の上に犯罪まがいの美術品売買や過ぎた人権侵害に加担してしまうんですね嘆かわしい限りです。
個人的には少女は大好物ですし少女は大切にすべきだと思いますし、こういうシチュエーションも大好きなんですがオークションもフィクションの世界だけであって欲しいものです。
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部屋に入ると、グレヴィールの想い人(?)ジャクリーンがいきなり変な顔で初登場。
あのドリル頭髪のグレヴィールと仲がいいだけあって、相当変わり者のようです。>えー
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「ありがとう、皆を助けてくれて」
久城と一緒に逃げた少女『アナスタシア』は感謝の言葉を口にする。>ここらで頬にキスとかあると盛り上がるんですが無かった。(残念)

アナスタシアは無事に身寄りが見つかり、そちらに行くそうです。>一瞬、ロマノフ王朝関係者かと思いましたが、時代が少しずれているので普通のロシア人だったんでしょう。
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少年『ルイジ』も寄宿学校に行く事になり、人並みの生活を送れる事になったようで将来はきっと立派な配管工になる事でしょう
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「その、具合大丈夫?」
「君のおかげで無事解決したよ」

「ふん、それは良かったな」
「はいコレ、お土産だけどいる?」
「いる」
無事に学校に帰り着いた久城は、過去の夢を見てうなされていたヴィクトリカに買ってきた土産箱を手渡す。
その箱の中にはガラスの靴が片方だけ入っていた。
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「うん、これでいい」
満ち足りた表情でパイプを置くヴィクトリカ。

お互いに満足してくれて大団円のシーン。
だってこれで満足しなかった場合次の日から「黒いドリルの死神」が誕生してしまいますからね
只でさえ同級生に避けられる現状が、さらに避けられるようになりますからね。
グレヴィールは一人で十分です、よかったよかった。

第7~8話で分かり難い、展開・演出が変だといった批判がありましたが、今回の第9~10話は必要な登場人物や展開
テンポも悪くは無かったと思います。
ただやはり、どうしてアナスタシアは馬車に乗ったのか?隠し部屋の大きさはどうよ?という点は説明不足でした。
小説では文章での説明が出来ますが、やはりアニメは映像と台詞での説明しかなく展開上説明不足になるのは否めません。

逆に、理にかなわない事や、現実離れした事はアニメの特権(映画やドラマもそうですが)です。>そもそも頻繁に殺人事件に巻き込まれるわけが無いなど言い出すときりが無い

古今東西、アニメは御都合主義と夢想の集大成で、現実的なアニメ程地味でつまらない物はないでしょう。なぜなら、そんな物は日常に溢れていて視聴者の望む「非日常」とは違うものだからです。

しいて言えば勢いのある展開と演出でそれを感じさせないようにする事が足りなかったという事なんでしょう。
視聴者がそれを忘れるくらい引き込まず、冷静に考える時間を与えてしまった
そこは反省点として、今後の糧として欲しいものです。>変な展開にすると、原作を壊したと言われますしスタッフも悩みどころですね。

総合的には十分及第点に到っているので、今後は伏線回収などをキチンとしていかないといけないと思いますのでコレまで以上に頑張って欲しいと願います。

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萌える株主

Author:萌える株主
アニメ好きが高じて『萌え株』などへ投資し、最近では『株主優待』をメインとした銘柄の保有を増やしている。

簿記能力検定2級ファイナンシャルプランナー2級を保有。



このブログは株主優待アニメ作品に興味・関心を持ってもらう事を目的としています。

内容としては主にアニメの感想株主優待、ときどき催眠・洗脳作品についてつぶやいています。
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